特許
J-GLOBAL ID:200903055245718173

固体力学諸問題の解析における領域分割方法および固体力学諸問題の離散化解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-145546
公開番号(公開出願番号):特開2000-339297
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 固体力学諸問題の近似解析において節点を用いない領域分割方法およびこの領域分割法を適用した固体力学諸問題の離散化解析方法の提供を目的とする。【解決手段】 まず、解析対象領域を複数の小領域に分割し(S1)、各小領域の状態ベクトルを直交曲線座標系の座標変数の有限多項式で近似して状態ベクトル場を仮定する(S2)。次に、上記有限多項式について境界辺(又は境界面)の座標変換を行う(S3)。S3で変換された有限多項式の未定係数の関係式を所定の変分方程式を基に生成する(S4)。S4で得た未定係数の数を調整して正方マトリックスを生成し、未定係数を正方マトリックスとする多元連立一次方程式を作成する(S5)。各要素(小領域)を独立的に扱えるのでマトリックスの中抜き圧縮処理を行なって連立一次方程式の圧縮及び求解計算を行う(S6)。S6で得た近似解の精度を調べ、精度が許容誤差内に至った場合には解析計算を終了する。また、そうでない場合にはS1に戻ってその小領域を更に分割して解析を行うか、S2に戻って要素多項式解の設定をやり直す。
請求項(抜粋):
(i) 定義領域を問題に応じて所望の大きさの複数の要素に分割すると共に該定義領域の境界を同定し、(ii) 前記複数の要素のうち外部境界領域と接する要素についてより高い精度の解析を要する場合には、所望の精度を得るまで該要素を更に所望の大きさに分割して解析を実行するプロセスを繰り返すことを特徴とする固体力学諸問題の解析における領域分割方法。
Fターム (5件):
5B056AA06 ,  5B056BB02 ,  5B056BB71 ,  5B056BB95 ,  5B056HH01

前のページに戻る