特許
J-GLOBAL ID:200903055256852696

塩水電解方法及び電解槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292646
公開番号(公開出願番号):特開平7-126880
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 従来のガス電極を使用する塩水電解では、ガス電極の劣化あるいは生成する苛性ソーダの回収の面で不都合があり、長期運転ができずあるいは苛性ソーダが陽極室に透過して電流効率を低下させるという欠点があった。本発明はこれらの欠点を有しない塩水電解方法及び装置を提供することを目的とする。【構成】 気液透過性のガス電極31をイオン交換膜22に接触状態で陰極室24内に設置する。ガス電極31の電極物質30上で生成する苛性ソーダはガス電極が気液透過性であるため容易に該ガス電極を透過してその背面の陰極室に移行し容易に回収される。更にガス電極がイオン交換膜と一体化されていないため、イオン交換膜内で苛性ソーダが生成することがなく、生成する苛性ソーダの陽極室への透過は更に確実に防止される。
請求項(抜粋):
イオン交換膜により陽極室と陰極室に区画され該陽極室及び陰極室にそれぞれ多孔性陽極及び導電性多孔体に接合したガス電極を配置した電解槽の前記陽極室及び陰極室にそれぞれ塩水及び酸素含有ガスを供給して電解を行い、前記陽極室及び陰極室でそれぞれ塩素ガス及び苛性ソーダ水溶液を得る塩水電解方法において、前記ガス電極を気液透過性とし前記イオン交換膜に接触させたことを特徴とする塩水電解方法。
IPC (5件):
C25B 1/46 ,  C25B 9/00 310 ,  C25B 11/03 ,  C25B 11/12 ,  C25B 11/20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-107493
  • 特開昭56-075585

前のページに戻る