インクジェット記録装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：兼子直久 , 伊藤愛 , 橋本努
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-372645
公開番号（公開出願番号）：特開2006-175772
出願日： 2004年12月24日
公開日（公表日）： 2006年07月06日
要約：

【課題】間欠的に洗浄液を供給することができる上、付着したインクに的確なタイミングで洗浄液を供給することができるインクジェッット記録装置を提供すること。【解決手段】搬送ベルト8の予め定められた所定間隔を搬送する時間と回転体の周期とを同期させると共に、かかる回転体の動作により間欠的に搬送ベルト8上に洗浄液を供給する。また、給紙処理により、回転体40の回転位置に応じて給紙のタイミングを制御することにより、搬送ベルト8上に所定間隔毎に用紙を配置すると共に、搬送ベルト8上の(用紙に占有されない)用紙間の間隔にはフラッシング領域を形成することとなり、また、そのフラッシング領域の位置を、回転するスポンジ部材41が当接する位置に形成することができる。形成されたフラッシング領域にフラッシング処理を行うことによりフラッシングされたインクに限定して間欠的に洗浄液を供給することができる。【選択図】図6

請求項（抜粋）：

無端環状の帯状体に形成され記録媒体を搬送する搬送ベルトと、その搬送ベルトが架け渡されるとともにそれぞれ回動可能に設けられる一対のローラ部材と、そのローラ部材を回動させて前記搬送ベルトを駆動する搬送ベルト駆動手段と、前記搬送ベルトにて搬送される前記記録媒体と対向する所定位置に位置決めされると共に複数のインク吐出口を有するラインヘッドと、そのラインヘッドのインク吐出口から前記搬送ベルト上にインクを吐出させ、前記インク吐出口のインク吐出性能を回復または維持する吐出性能回復維持手段とを備えたインクジェット記録装置において、前記搬送ベルトに当接し前記搬送ベルト上に吐出されたインクを掻き取るための掻き取り具と、往復移動または周回移動する移動部材を有し、その移動部材が第1の状態にある場合に前記搬送ベルトに洗浄液を供給する一方、前記移動部材が第1の状態と異なる第2の状態にある場合には前記搬送ベルトへの洗浄液の供給を停止するものであって、前記搬送ベルト上の前記掻き取り具よりも前記搬送ベルトの搬送方向上流側で、且つ、前記搬送ベルト上に吐出されたインクが付着する部位の後端よりも搬送方向下流側となる位置に洗浄液を供給する洗浄液供給部と、回転動作する回転子であって、その回転動作により前記洗浄液供給部の移動部材を往復移動または周回移動させ前記移動部材を前記第1の状態と前記第2の状態とに遷移させる回転体と、その回転体を前記搬送ベルトの移動に同期して回転するように制御する回転体駆動制御部とを備えており、その回転体駆動制御部による前記回転体の駆動制御により、前記搬送ベルトの移動に同期して前記移動部材を前記第1の状態と前記第2の状態とに遷移させることで、前記搬送ベルトに間欠的に洗浄液を供給して、前記搬送ベルト上に吐出されたインクを除去することを特徴とするインクジェット記録装置。

IPC (4件)：

B41J 2/18 , B41J 2/185 , B41J 2/165 , B41J 2/01

FI (3件)：

B41J3/04 102R , B41J3/04 102H , B41J3/04 101Z

Fターム (14件)：

2C056EA16 , 2C056EB12 , 2C056EB36 , 2C056EC12 , 2C056EC23 , 2C056EC37 , 2C056EC54 , 2C056FA13 , 2C056HA29 , 2C056HA56 , 2C056JB15 , 2C056JB18 , 2C056JC23 , 2C056KB37

引用特許：

出願人引用 (9件)

インクジェット記録装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-169499 出願人：キヤノンアプテックス株式会社
記録装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-106380 出願人：キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-368716 出願人：キヤノン株式会社

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審査官引用 (8件)

記録装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-106380 出願人：キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-368716 出願人：キヤノン株式会社
画像形成装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-100681 出願人：鐘淵化学工業株式会社

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