特許
J-GLOBAL ID:200903055267985302

オーバーラップした入力信号レンジを有する低供給電圧ミキサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝比 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-329946
公開番号(公開出願番号):特開平8-222960
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【課題】低電圧アプリケーション用のミキサを提供することを目的とする。【解決手段】本発明のミキサは、差動入力部と、2つの電流そらし用トランジスタとを備えている。この差動入力部は、トランジスタから成る2つの差動対を備えており、それぞれ電流をそれぞれの差動対に供給するための分離した電流源を有している。この2つの差動対のベースは、第1の差動入力信号を受ける第1差動入力を形成するように組み合わされており、またこれらの2つの差動対のコレクタは、混合された差動出力信号を生成する一対の差動出力を形成するように組み合わされている。1つの電流そらしトランジスタが、供給電圧とそれぞれの電流源との間に接続されており、該電流そらしトランジスタのベースに印加された第2のオーバラップした差動入力信号に応じて、関連する差動対から電流をそらすようになっている。この電流のそらしは、前記第1及び第2の差動入力信号を効率的に混合し、混合された差動出力信号を生成する。
請求項(抜粋):
第1の差動入力信号を受ける第1の一対の差動入力と、混合された差動出力信号を生成する一対の差動出力とを有する差動入力部であって、この差動入力部はトランジスタから成る第1の差動対とトランジスタから成る第2の差動対とを有し、前記トランジスタから成る第1及び第2の差動対は、それぞれ、それらに供給される第1及び第2の電流を有しているものと、制御端子を有する第1のトランジスタであって、この第1のトランジスタは前記差動入力部に接続されており、該第1のトランジスタの前記制御端子に印加される信号に応じて、前記トランジスタから成る第1の差動対から前記第1の電流をこの第1のトランジスタにそらすようになっているものと、制御端子を有する第2のトランジスタであって、この第2のトランジスタは前記差動入力部に接続されており、該第2のトランジスタの制御端子に印加される信号に応じて、前記トランジスタから成る第2の差動対から前記第2の電流をこの第2のトランジスタにそらすようになっているものと、を有するミキサであって、前記第1及び第2のトランジスタの制御端子が、前記第1の差動入力信号と混合された第2の差動入力信号を受ける第2の一対の作動入力を形成し、ミキサによって前記差動入力信号を生成するようになっていることを特徴とするミキサ。

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