特許
J-GLOBAL ID:200903055268119366

通信制御装置システムにおけるバッファプール制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023049
公開番号(公開出願番号):特開平5-225094
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【構成】バッファプール生成・リンク手段3は、通信制御装置システム活性時に各通信回線ごとにバッファプールを生成し、バッファプールと通信回線とを1対1に対応させる。伝送制御プログラム4a〜4dは、端末装置との間のデータ通信を制御し、通信回線に対する入出力要求時に各通信回線に割り当てられているバッファプールからの入出力バッファ獲得要求を行い、かつ通信回線に対する入出力要求完了時に、バッファプールへの入出力バッファ解放要求を行う。バッファ管理手段5は、バッファ獲得・解放要求を受け付け、通信回線に割り当てられているバッファプールを求め、求めたバッファプールからバッファを獲得し、かつ求めたバッファプールにバッファを解放する。【効果】バッファ処理異常が発生した場合、その異常の影響の及ぼす範囲を当該バッファプールに対応する通信回線に限定することができる。
請求項(抜粋):
ホスト計算機システムと端末装置とがデータ通信を行うときに使用されるバッファの集合であるバッファプールを生成するバッファプール生成手段と、前記バッファプールを管理するバッファ管理手段と、前記ホスト計算機システムと端末装置との間で行われるデータ通信の伝送制御手順を制御する伝送制御プログラムとを備えた通信制御装置システムにおけるバッファプール制御方式であって、前記バッファプール生成・リンク手段が、(A)通信制御装置システム活性時に通信ネットワークシステム生成パラメータに従って各通信回線ごとに前記バッファプールを生成するバッファプール生成手段、(B)生成したバッファプール各々に対して一意のバッファプール識別値を設定するバッファプール識別値設定手段、(C)前記バッファプール識別値を各通信回線に割り当てることにより、バッファプールと通信回線とを1対1に対応させる通信回線・バッファプール・リンク手段、を備え、前記伝送制御プログラムが、(D)前記端末装置とのデータ通信を制御するデータ入出力制御手段、(E)通信回線に対する入出力要求時にあらかじめ各通信回線に割り当てられているバッファプールからの入出力バッファ獲得を前記バッファ管理手段に要求し、かつ通信回線に対する入出力要求完了時に、あらかじめ各通信回線に割り当てられているバッファプールへの入出力バッファ解放を前記バッファ管理手段に要求するバッファ獲得・解放要求手段、(F)バッファ獲得・解放要求異常完了時に異常完了の原因に対応する処理を行うバッファ獲得・解放要求異常完了処理手段、を備え、前記バッファ管理手段が、(G)前記伝送制御プログラムからのバッファ獲得・解放要求を受け付けるバッファ獲得・解放要求受付手段、(H)前記バッファ獲得・解放要求受け付け時のインタフェースであるバッファプール識別値から通信回線に割り当てられているバッファプールを求めるバッファプール識別値解析手段、(I)求めたバッファプールからバッファを獲得し、かつ求めたバッファプールにバッファを解放するバッファ獲得・解放手段、(J)バッファ獲得・解放処理の完了状態を伝送制御プログラムに通知するバッファ獲得・解放完了処理手段、を備えたことを特徴とする通信制御装置システムにおけるバッファプール制御方式。
IPC (2件):
G06F 13/00 353 ,  G06F 12/02 540

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