特許
J-GLOBAL ID:200903055272604333
視野計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
相田 伸二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-205535
公開番号(公開出願番号):特開2007-020788
出願日: 2005年07月14日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 視野測定結果の信頼性を向上させる。【解決手段】視野測定のために、所定の位置に所定の輝度の視標が呈示される(S50)。被検者は視標を認識できた場合には応答スイッチをオンにし(S51)、視標が呈示されてから応答スイッチがオンにされるまでの応答時間が測定される。そして、応答時間が基準時間よりも短い場合には視標の輝度は4dBだけ暗くされ、応答時間が基準時間よりも長い場合には視標の輝度は2dBだけ暗くされる。このような視標呈示が繰り返されて、視標を認識し得る最低輝度が求められる(S56,S57,S60,S61)。本発明によれば、単に視標が認識されたかどうかだけを判断して視野判定を行うのではなく、視標認識までに掛かった時間(つまり、前記応答時間)までも加味して視野判定を行うので、その分、測定結果に対する信頼性を高めることができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
被検者の視野中の様々な位置に所定の輝度で順次視標を表示することに基づき該被検者の視野を測定するようにした視野計において、
被検者の視野中に視標を呈示する視標呈示部、該視標の表示位置を変更する表示位置変更部、及び該視標の輝度を設定する輝度設定部、からなる視標表示手段と、
表示された視標を視認した被検者により操作される操作手段と、
該操作手段が操作された場合に信号を出力する信号出力部と、
該信号出力部から信号が出力された場合に被検者の視野を判定する視野判定部と、
前記視標表示手段が視標を表示してから前記信号出力部が信号を出力するまでの応答時間を測定する応答時間測定部と、
前記輝度設定部により視標の輝度を変更すべきか否かの判断基準となる基準時間を出力する基準時間出力部と、
前記応答時間と前記基準時間とを比較する時間比較部と、
を備え、
前記輝度設定部は、前記応答時間が前記基準時間よりも短いと前記時間比較部が判断した場合に前記視標の輝度を第1所定量だけ暗くし、前記応答時間が前記基準時間よりも長いと前記時間比較部が判断した場合には前記視標の輝度を第2所定量だけ暗くする手段である、
ことを特徴とする視野計。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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眼科測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-073249
出願人:興和株式会社
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