特許
J-GLOBAL ID:200903055278047681

分散共有メモリシステム及び分散共有メモリ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-298436
公開番号(公開出願番号):特開2003-108400
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月11日
要約:
【要約】【課題】 予備ノード分散共有メモリ上のデータ構造の完全性を常に保持することが可能な分散共有メモリシステム及び分散共有メモリ制御方法を提供する。【解決手段】 本発明は、トランザクション表示ビットを、現用ノードと予備ノードの間で転送されるメモリ書き換え情報中に持たせ、現用ノードはメモリ書き換え情報をメモリライト発生時に転送し、転送されてきたメモリ書き換え情報を予備ノード側のバッファに蓄積し、トランザクション表示がない書き換え情報が到着することにより、それまでに蓄積された書き換え情報を予備ノードのプロセッサからは不可分に共有メモリに書き込む。
請求項(抜粋):
通常時に処理を実行する現用ノードと、障害時に該現用ノードの処理を代行する予備ノードと、該現用ノードと該予備ノードとを接続するネットワークからなるネットワークシステムにおいて、該現用ノードと該予備ノードとの間で分散共有メモリを実現させる分散共有メモリシステムであって、前記現用ノードと前記予備ノードとの間で利用される分散共有メモリを有する分散共有メモリ装置を有し、前記分散共有メモリ装置は、前記現用ノードにおいて、前記分散共有メモリへのプロセッサからの書込みを検知し、書込みアドレスと書き込まれた値の組の情報(以下、メモリ書き換え情報と記す)を生成し、順に送信するメモリ書き換え情報生成手段と、前記予備ノードにおいて、受信したメモリ書き換え情報から書込みアドレスと値を取り出し、該予備ノードの分散共有メモリへ不可分に書き込む共有メモリ書込み手段と、を有する分散共有メモリ制御装置と、現用ノードと予備ノードの間のネットワーク上で該現用ノードと該予備ノードの間で信頼性のあるデータの転送を行うデータ転送手段を有する通信制御装置と、を有し、前記通信制御装置において、前記現用ノードと前記予備ノードの間で、該現用ノードのプロセッサで動作するアプリケーションの指示によりコネクションを生成し、前記分散共有メモリ制御装置において、前記メモリ書き換え情報生成手段は、前記現用ノードでの前記分散共有メモリへの書込みが発生する毎に、該現用ノード上でメモリ書き換え情報を生成し、生成された該メモリ書き換え情報を前記通信制御装置に順に転送し、前記通信制御装置において、前記データ転送手段は、前記現用ノードと前記予備ノード間のコネクションにより発生順を保証して、前記メモリ書き換え情報を該予備ノードへ送信し、前記予備ノード上で、受信が完了した前記メモリ書き換え情報を発生順に前記分散共有メモリ制御装置に送信し、前記分散共有メモリ制御装置において、前記共有メモリ書込み手段は、前記予備ノード上で受け取った前記メモリ書き換え情報に基づいて、該予備ノード上の分散共有メモリのアドレスに値を書き込むことを特徴とする分散共有メモリシステム。
IPC (7件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 12/06 530 ,  G06F 13/00 351 ,  G06F 15/167 ,  G06F 15/177 672 ,  G06F 15/177 682 ,  H04L 29/14
FI (7件):
G06F 11/20 310 C ,  G06F 12/06 530 F ,  G06F 13/00 351 M ,  G06F 15/167 B ,  G06F 15/177 672 K ,  G06F 15/177 682 J ,  H04L 13/00 311
Fターム (20件):
5B034BB02 ,  5B034DD05 ,  5B034DD07 ,  5B045DD01 ,  5B045JJ12 ,  5B045JJ24 ,  5B045JJ26 ,  5B060KA01 ,  5B060KA08 ,  5B089GA04 ,  5B089ME01 ,  5B089ME04 ,  5K035AA03 ,  5K035CC03 ,  5K035DD01 ,  5K035EE09 ,  5K035FF02 ,  5K035LL14 ,  5K035MM04 ,  5K035MM05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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