特許
J-GLOBAL ID:200903055281437377

射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-032234
公開番号(公開出願番号):特開平6-335945
出願日: 1994年03月02日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 射出サイクル中、加工精度を正確に制御するため溶融材料温度を高い精度で検出すること。【構成】 トーピード46は外部カラー82の中心に設けられる円錐状のチップ88を備えた中心シャフト80を有する。外部カラー82は一対のら旋羽根84によって中心シャフト80と結ばれている。熱電対孔112は外部カラー82と1枚のら旋羽根84を半径方向に内側に貫いて中心シャフト80の芯部92にかけて形成している。この熱電対孔112の位置は熱電対116が半径方向に外側に向けてノズル10の前端部52と金型18との間の絶縁空間68にかけて引き出せるようになっている。熱電対116はその内側端部120から後方にほぼ90度曲がる曲がり部118を有する。この曲がり部118はノズル10が装着される縦孔62内のテーパ部122に接して取付けられ、熱電対116が熱電対孔112の内側端部114に正確に接して固く固定される。
請求項(抜粋):
ノズルと、ゲートに溶融材料を導くトーピードとを備え、前記ノズルは外面と、後端部と、前端部と、前記後端部から前記前端部に内部を貫いて形成されるシート面を形成するための拡大部を備えた中心孔とを具備すると共に、前記外面との間に絶縁空間を形成する内面を備えた金型内の縦孔に装着されており、前記トーピードは内部を貫く中心開口を備えた外部カラーと、前記外部カラーの該中心開口を貫いて設けられる前部チップを備えた中心シャフトと、前記中心シャフトと前記外部カラーとにわたるように設けられる少なくとも1枚の羽根とを備えており、前記外部カラーは前記ノズルの該中心孔を囲み、前記拡大部のシート面に密着して設けられる後部と、前記金型内の開口に装着される前部とを具備すると共に、前記ノズルと前記金型との間の該絶縁空間にわたるように配置されており、前記中心シャフトは高熱伝導性材料からなる芯部と、この芯部を囲む耐磨耗性材料からなる外筒とを備えており、前記中心開口が前記中心孔と同心に、前記チップが前記ゲートと同心にそれぞれ配置されている射出成形装置において、前記トーピードに前記外部カラーと前記羽根とを半径方向に内側に向けて貫き、内側端部が前記中心シャフトの該芯部に達するように貫通孔を形成し、熱電対がそこから半径方向に外側に向けて前記ノズルの該前端部よりも前方の前記絶縁空間に引き出され、かつ前記ノズルの該外面に沿って該絶縁空間内を後方に曲げて引き回されるように、その貫通孔の位置を決めることを特徴とする射出成形装置。
IPC (2件):
B29C 45/30 ,  B29C 45/78

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