特許
J-GLOBAL ID:200903055282158269

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363082
公開番号(公開出願番号):特開2000-240547
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 機関始動時の暖機性を向上させ、例えば機関がレイアウト上の制約などから排気ポート付近に十分な冷却水通路を設けることができない場合においても、必要な暖機性を確保する。【解決手段】 検出機関回転数および機関負荷から予め設定された特性(マップ)に従って基本点火時期を決定し(S10,S12)、検出水温に応じて基本点火時期をMBTを超えて進角方向に補正する補正量を算出し(S14)、所定の低温始動状態にあると判定されるとき(S16)、MBTを超えて進角方向に出力点火時期を算出して出力する(S20,S22)。即ち、MBTを超えて進角させることで得られる燃焼行程での作動ガス温度上昇を利用して冷却水受熱量を増加させ、暖機性を向上させる。
請求項(抜粋):
a.少なくとも機関回転数、機関負荷および機関温度を含む、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段、b.前記検出された運転状態の中の機関回転数および機関負荷に応じて予め設定された特性に従って基本点火時期をMBT付近に決定する基本点火時期決定手段、c.少なくとも前記決定された基本点火時期に基づいて出力点火時期を決定する出力点火時期決定手段、およびd.前記決定された出力点火時期に基づいて前記内燃機関の気筒内の混合気を点火する点火手段、を備えた内燃機関の点火時期制御装置において、e.前記検出された運転状態の中の少なくとも機関温度に応じて前記決定された基本点火時期を進角方向に補正する進角補正量を算出する進角補正量算出手段、およびf.前記検出された運転状態に基づいて前記内燃機関が所定の低温始動状態にあるか否か判定する低温始動状態判定手段、を備えると共に、前記出力点火時期決定手段は、前記内燃機関が所定の始動運転状態にあると判定されるとき、前記進角補正量に基づいてMBTを超えて進角方向に補正されるように前記出力点火時期を決定することを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
FI (2件):
F02P 5/15 E ,  F02P 5/15 B
Fターム (15件):
3G022AA03 ,  3G022BA01 ,  3G022CA01 ,  3G022CA02 ,  3G022DA00 ,  3G022DA01 ,  3G022FA06 ,  3G022GA01 ,  3G022GA02 ,  3G022GA05 ,  3G022GA07 ,  3G022GA08 ,  3G022GA09 ,  3G022GA11 ,  3G022GA15

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