特許
J-GLOBAL ID:200903055286301023

誘導電動機用インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337188
公開番号(公開出願番号):特開平5-176595
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】デッドタイムの影響を受けずに所望する波形に近い出力波形をリニアに補正して得ることができる誘導電動機のインバータ装置を提供するにある。【構成】弁別回路11は制御信号の位相角に基づいて、出力電圧が正の領域か負の領域かを判断して、夫々の領域に対応する判定レベルLa又はLbを選択する。比較器12はこの選択された判定レベルLa又はLbと、出力電流に対応した電流検出器10の検出出力とを比較器12で比較する。演算器14は比較器12の出力をトリガとし、設定周波数を基にROM13のアドレスを決定して、当該アドレスより補正データを読み出す。演算器15はこの読み出された補正データの補正値か予め設定している一定の補正値かを設定周波数に基づいて選択する。補償器16は出力電流が切り換わる期間における制御信号を演算器15で選択された補正値でリニアに補正する。
請求項(抜粋):
フライホールダイオードが夫々逆並列に接続されたスイッチング素子をブリッジ接続して形成されたインバータ部と、インバータ部の出力電圧が正弦波となるように形成されたPWM信号を作成するとともにこのPWM信号から互いに逆相の駆動信号を作成し、この駆動信号により各相の対のスイッチング素子を所定の位相角度のずれを持たして交互にオンオフさせ、夫々の対のスイッチング素子の接続点間に接続された誘導電動機に出力電圧を印加させる制御部とからなる誘導電動機用インバータ装置において、上記誘導電動機に流れる出力電流の切り換わりを判定する判定手段と、設定周波数と出力電流の切り換わり点におけるリニアな補正データとの関係テーブルを記憶した記憶手段と、判定手段の判定結果と上記設定周波数とに基づいて記憶手段から補正データを読み出す手段と、補正データに基づいて上記PWM信号の区間電圧を補正する補償手段とからなるデッドタイム補償回路を各相毎に備えたことを特徴とする誘導電動機用インバータ装置。
IPC (2件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-231889
  • 特開昭60-118083

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