特許
J-GLOBAL ID:200903055287279145

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-071652
公開番号(公開出願番号):特開2006-250127
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】燃料噴射弁において噴射燃料の微粒化促進とペネトレーション性の向上を図る。【解決手段】弁座8及び弁孔7を前端壁に形成した弁座部材3と,弁座8と協働する弁体18と,複数の燃料噴孔11を有して弁座部材3の前端面に接合されるインジェクタプレート10とを備えた燃料噴射弁において,弁孔7に臨む燃料誘導部材40をインジェクタプレート10に連設すると共に,その外周に燃料噴孔11の内端が開口する環状の拡散室39を形成し,燃料誘導部材40には弁孔7に部分的に嵌合する複数の閉鎖部41と,弁孔7及び拡散室39間を連通する複数の切欠き部42a,42bとを設け,複数の燃料噴孔11を,一直径線Rに関して対称的に配置される二組G1,G2に分け,複数の切欠き部を,各組G1,G2の中央部の複数の燃料噴孔11(A)に対応した第1切欠き部42aと,直径線R上に位置する第2切欠き部42bとに分け,第2切欠き部42bに隣接する閉鎖部41に対応して各組G1,G2の外側部の燃料噴孔11(B)を配置した。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
円錐状の弁座(8)及びこの弁座(8)の中心部を貫通する弁孔(7)を有する弁座部材(3)と,弁座(8)と協働して弁孔(7)を開閉する弁体(18)と,弁孔(7)から半径方向外方にずれて配置される複数の燃料噴孔(11)を有して弁座部材(3)に接合されるインジェクタプレート(10)とを備えてなり,前記弁座部材(3)及びインジェクタプレート(10)間には前記弁孔(7)及び燃料噴孔(11)間を連通する拡散室(39)を設けた燃料噴射弁において, 前記弁孔(7)に臨む燃料誘導部材(40)を前記インジェクタプレート(10)に連設すると共に,前記弁座部材(3)及びインジェクタプレート(10)間に,前記燃料誘導部材(40)の外周面が臨む,前記弁孔(7)より大径で前記燃料噴孔(11)の内端が開口する環状の前記拡散室(39)を形成し,前記燃料誘導部材(40)の外周部には,前記弁孔(7)を部分的に閉鎖する複数の閉鎖部(41)と,これら閉鎖部(41)間にあって前記弁孔(7)及び前記拡散室(39)間を連通する複数の切欠き部(42a,42b)とを形成し,前記複数の燃料噴孔(11)を,前記インジェクタプレート(10)の一直径線(R)に関して対称的に配置される二組(G1,G2)に分ける一方,前記複数の切欠き部(42a,42b)を,前記各組(G1,G2)の中央部の複数の燃料噴孔(11(A))が並ぶ領域に対応した第1切欠き部(42a)と,前記直径線(R)上に位置して互いに反対方向を向く第2切欠き部(42b)とに分け,この第2切欠き部(42b)にそれぞれ隣接する前記閉鎖部(41)に対応して各組(G1,G2)の外側部の燃料噴孔(11(B))を配置し,前記第2切欠き部(42b)から前記拡散室(39)の内周壁に衝突して前記外側部の燃料噴孔(11(B))側に向かう燃料流量を,前記第1切欠き部(42a)から前記外側部の燃料噴孔(11(B))側に向かう燃料流量より多くしたことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 51/08 ,  F02M 51/06 ,  F02M 61/18
FI (6件):
F02M51/08 M ,  F02M51/08 J ,  F02M51/06 L ,  F02M61/18 330A ,  F02M61/18 340D ,  F02M61/18 340E
Fターム (8件):
3G066AA01 ,  3G066BA03 ,  3G066BA04 ,  3G066CC10 ,  3G066CC24 ,  3G066CC26 ,  3G066CC66 ,  3G066CE13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-329778   出願人:株式会社ケーヒン

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