特許

J-GLOBAL ID：200903055290929746

連続焼鈍ラインにおける鋼板表面変色防止方法

発明者： 武内 孝一
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 穂上 照忠 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-053361
公開番号（公開出願番号）：特開平7-258873
出願日： 1994年03月24日
公開日（公表日）： 1995年10月09日
要約：

【要約】【構成】酸洗槽が設けられた連続焼鈍ラインにおいて、下記 (1)式で求められる酸洗減量値が 0.1g/m2以下になるように製造条件(例えば、鋼板侵入温度)を制御する。酸洗減量値(g/m2)=A・(〔H〕n /〔Fe〕m ) ・exp(-E/RT) ・tl ......... (1)但し、〔H〕:酸濃度 (wt%) 、〔Fe〕:酸洗溶液中のFe2+濃度 (wt%)R :気体常数(J・ mol-1・K-1) 、T:鋼板侵入温度 (K)t :酸洗時間 (sec)A、E、n 、 m、 L:鋼板の種類によって決定される常数【効果】酸洗工程で生じやすい鋼板表面の変色を、洗浄の強化等の手法を用いずに防止することができ、表面品質の良好な鋼板を製造することができる。

請求項（抜粋）：

酸洗槽が設けられた連続焼鈍ラインにおいて、下記 (1)式で表される酸洗減量値が 0.1g/m2以下になるように製造条件を制御することを特徴とする連続焼鈍ラインにおける鋼板表面変色防止方法。 酸洗減量値(g/m2) =A・(〔H〕n /〔Fe〕m ) ・exp(-E/RT) ・tl ......... (1)ただし、〔H〕:酸濃度 (wt%)〔Fe〕:酸洗溶液中のFe2+濃度 (wt%)R :気体常数(J・ mol-1・K-1)T :鋼板侵入温度 (K)t :酸洗時間 (sec)A :鋼板の種類によって決定される常数 (g/m2・ sec-1)E :鋼板の種類によって決定される常数 (J)n 、m および L:鋼板の種類によって決定される常数