特許
J-GLOBAL ID:200903055291377615

蒸発燃料処理装置を備える内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-279037
公開番号(公開出願番号):特開平6-146948
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 機関への蒸発燃料及びパージ用空気の導入にかかわらず、空燃比を精度良く制御する。【構成】 エアフローメータ4によりスロットル弁5を通過して機関1に吸入される空気流量Qを計測する。また、機関運転状態から蒸発燃料パージ通路13を流れる空気流量Qeを推定する。そして、これらの空気流量の和(Q+Qe)に基づいて基本燃料噴射量Tpを演算する。一方、蒸発燃料パージ通路13中の蒸発燃料量Tpeをガスセンサ15により計測し、基本燃料噴射量Tpから蒸発燃料量Tpeを減算する。そして、この値(Tp-Tpe)に基づいて燃料噴射弁6からの燃料噴射量を制御する。
請求項(抜粋):
吸気通路に設けた燃料噴射弁からの燃料噴射量を制御することにより機関に吸入される混合気の空燃比を制御する一方、燃料タンクから発生した蒸発燃料をキャニスタに吸着させ、該吸着させた蒸発燃料を吸気通路のスロットル弁下流から機関に吸入させて燃焼させる蒸発燃料処理装置を備える内燃機関において、スロットル弁を通過して機関に吸入される空気流量を計測する第1の空気流量計測手段と、キャニスタから機関に吸入される空気流量を計測する第2の空気流量計測手段と、これらの空気流量の和に基づいて基本燃料噴射量を演算する基本燃料噴射量演算手段と、キャニスタから機関に吸入される蒸発燃料量を蒸発燃料の通路に配設したガスセンサを用いて計測する蒸発燃料量計測手段と、前記基本燃料噴射量から前記蒸発燃料量を減算することにより前記基本燃料噴射量を補正する基本燃料噴射量補正手段と、前記補正された基本燃料噴射量に基づいて前記燃料噴射弁からの燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御手段と、を設けたことを特徴とする蒸発燃料処理装置を備える内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/02 330 ,  F02M 25/08 301

前のページに戻る