特許
J-GLOBAL ID:200903055292254541

自動販売機の冷却装置、及び、その制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 正景 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193359
公開番号(公開出願番号):特開平11-025344
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 新幹線車両内のような瞬間停電が頻発する条件下においても、冷却性能の低下を押さえた自動販売機の冷却装置を提供することを課題とする。【解決手段】 冷却装置の駆動開始から短時間(実効的昇圧時間τP以内)しか経過していないときに瞬間停電が発生した場合は、冷却装置のモータの駆動をそのまま継続し、これを経過したときに瞬間停電が発生したときはモータを停止する。そして、モータ停止と同時に圧縮器の出口側と入口側を結ぶ管路のバイパス弁を開くことにより、出口側と入口側の圧力の平衡を急速に回復して早期のモータの再起動を可能とする。
請求項(抜粋):
圧縮器と、凝縮器と、蒸発器と、前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮されるところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置において、前記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知する停電検知手段と、前記モータの駆動回路の導通・遮断を制御する制御装置であって、前記停電検知手段が停電を検知した時点が、前記モータが駆動されており、且つ、その駆動から実効的昇圧時間を経過する以前である場合は、そのまま前記モータの駆動回路の導通状態を継続し、上記の場合以外は、前記モータの駆動回路を遮断状態とし、実効的平衡回復時間を経過した後前記モータの駆動回路を導通状態とする制御を行う制御装置と、を備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
IPC (3件):
G07F 9/10 102 ,  F25B 1/00 351 ,  F25D 11/00 101
FI (3件):
G07F 9/10 102 A ,  F25B 1/00 351 E ,  F25D 11/00 101 J

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