特許
J-GLOBAL ID:200903055295805026

移動局の静止判定を利用した位置検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-088659
公開番号(公開出願番号):特開2008-249396
出願日: 2007年03月29日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】移動局の静止判定を用いた精度が高い位置検出システムを提供する。【解決手段】移動局において、フレーム識別手段によりフレーム識別情報が付され、静止判定手段により移動局が静止しているか否かが判定され、少なくともフレーム識別情報と静止判定手段による結果とを含む信号が発信される。基地局において、基地局情報送信手段により、少なくとも基地局識別番号と受信されたフレーム識別情報と距離関連情報測定手段による距離関連情報とからなる基地局情報が測位サーバに送信される。測位サーバにおいては、距離関連情報測定誤差算出手段により、移動局が静止している場合には基地局情報に基づいて距離関連情報測定誤差が算出され、重み行列算出手段により距離関連情報測定誤差に基づいて重み行列が算出され、測位手段において距離関連情報と重み行列とに基づいて移動局の位置が算出される。【選択図】図9
請求項(抜粋):
電波を発信する発信手段を有し、所定の移動可能領域内を移動可能な移動局と、 該移動局によって発信された電波を受信する受信手段と、前記受信した電波に基づいて前記移動局との距離に関連する情報である距離関連情報を測定する距離関連情報測定手段とを有し、既知の位置に固定された複数の基地局と、 該複数の基地局によって受信された電波と、該複数の基地局によって受信された電波に重み付けを行う重み行列とに基づいて前記移動局の位置を算出する測位手段を有する測位サーバと、からなる測位システムにおいて、 前記移動局は、 前記基地局が測距を反復実行するタイミングであるフレームを識別するとともに、個々のフレームに対し固有の数値であるフレーム識別情報を付するフレーム識別手段と、 前記移動局が静止しているか否かを判定する静止判定手段とを有し、 前記発信手段は、少なくとも前記フレーム識別情報と前記静止判定手段による判定結果とを含む信号を発信するものであり、 前記基地局は、 少なくとも、自己の基地局を識別するための基地局識別番号と、前記受信手段によって受信されたフレーム識別情報と、前記距離関連情報測定手段によって測定された前記移動局と前記自己の基地局との間の距離関連情報とからなる基地局情報を前記測位サーバに送信する基地局情報送信手段を有し、 前記測位サーバは、 前記静止判定手段により前記移動局が静止していると判断された場合には、前記基地局情報送信手段によって送信された基地局情報に基づいて、前記距離関連情報測定手段により複数回測定された前記基地局と前記移動局との間の距離関連情報についての誤差である距離関連情報測定誤差を算出する距離関連情報測定誤差算出手段と、 前記距離関連情報測定誤差算出手段により算出された距離関連情報測定誤差に基づいて前記重み行列を算出する重み行列算出手段と、を有すること を特徴とする測位システム。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  H04Q 7/34
FI (2件):
G01S5/14 ,  H04B7/26 106B
Fターム (19件):
5J062AA08 ,  5J062CC11 ,  5J062DD05 ,  5J062DD23 ,  5J062EE05 ,  5J062FF01 ,  5J062FF04 ,  5J062GG01 ,  5J062GG02 ,  5K067AA33 ,  5K067BB04 ,  5K067BB21 ,  5K067DD19 ,  5K067DD20 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067FF03 ,  5K067HH21 ,  5K067JJ52
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る