特許
J-GLOBAL ID:200903055296374290
構造物の補強構造およびその補強工法並びにチューブ受具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千明 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-049435
公開番号(公開出願番号):特開2000-248749
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 壁体を突設した柱や梁等の支持部材に巻き立てる高強度繊維シートとその接合部の接着を廃し、高強度繊維の接合部における構造的な不良部分の発生を防止するとともに、高強度繊維の使用量の節減と工費の低減、および施工の容易化と工期の短縮化、並びにこの種作業の環境の改善を図る一方、支持部材等の隅角部における下地処理を廃し、施工の合理化と工期の短縮化を一層増進するとともに、補強チューブや内部に挿通した高強度繊維束を中間接続部分を要することなく、隅角部に安全かつ安定して巻き掛けられる、構造物の補強構造およびその補強工法並びにチューブ受具を提供すること。【解決手段】 支持部材6の周面に突設した壁体7の基部に複数の通孔8を形成する。前記通孔8を介して高強度繊維を支持部材6の周面に巻き立てる。前記高強度繊維に接着剤11を含浸かつ硬化させて補強体を形成する。前記高強度繊維を長尺の糸若しくは紐状の高強度繊維束10に形成する。前記高強度繊維束10を前記通孔8を介して、前記支持部材6の周面に捲回する。
請求項(抜粋):
支持部材の周面に突設した壁体の基部に複数の通孔を形成し、該通孔を介して高強度繊維を支持部材の周面に巻き立て、該高強度繊維に接着剤を含浸かつ硬化させて補強体を形成した構造物の補強構造において、前記高強度繊維を長尺の糸若しくは紐状の高強度繊維束に形成し、該繊維束を前記通孔を介して前記支持部材の周面に捲回したことを特徴とする構造物の補強構造。
Fターム (2件):
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