特許

J-GLOBAL ID：200903055301564184

故障診断装置

発明者： 阿部 邦宏 ,  上原 康司 ,  藤木 晴夫
出願人/特許権者： 富士重工業株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-167439
公開番号（公開出願番号）：特開平10-010014
出願日： 1996年06月27日
公開日（公表日）： 1998年01月16日
要約：

【要約】【課題】 様々な車載電子制御システムに対して柔軟な対応が可能であり、データのやり取りの際の負担を軽減する。【解決手段】 アドレス情報読み込みフラグflag3が1にセットされて初期化通信の状態になると、選択されたシステムに対してアドレス情報要求コマンドを送信し、このアドレス要求コマンドに応じてECUから送信された全アドレス情報を読み込んだ後、システム及びデータ識別コードIDに対応するデータのアドレスを算出してECUへ送信することで目的とするデータを取得する。これにより、ECU側の設計変更等によりデータ格納アドレスが変更された場合や、システムの相違によってECU側のアドレスが異なる場合にも自動的に対応可能となり、データのやり取りの際の負担を軽減して様々な車載電子制御システムに対し柔軟に対応することができる。

請求項（抜粋）：

車両に搭載された電子制御装置に接続し、この電子制御装置内のデータを読み出して故障診断を行う故障診断装置において、少なくとも車両制御に係わるデータを上記電子制御装置のシステムの相違に拘りなく指定するための共通のコードを、上記電子制御装置との間で予め共通に固定し、この共通のコードに基づいて上記電子制御装置内のデータ格納アドレスの情報を取得するアドレス情報取得手段と、上記アドレス情報取得手段で取得したデータ格納アドレスの情報に従って上記電子制御装置内のデータのアドレスを指定し、上記電子制御装置内のデータを選択的に取得するデータ取得手段とを備えたことを特徴とする故障診断装置。

IPC (2件)：

G01M 17/007 ,  B60R 16/02 650

FI (2件)：

G01M 17/00 J ,  B60R 16/02 650 J