特許
J-GLOBAL ID:200903055306778336

アンチスキッドブレーキ制御装置におけるフェールセーフ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276134
公開番号(公開出願番号):特開平6-127367
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】端子電圧監視回路やマイコンのソフトウェアに失陥があっても、グランドショート等によりモジュレータソレノイドへの連続通電が生じたときには、確実にセーフティリレーのリレースイッチを開くことができるようにする。【構成】端子電圧監視回路41またはマイコン51のソフトウェアに失陥が生じた状態で、モジュレータソレノイド27cがグランドショートすると、連続通電検出回路46の電圧VLが漸減して基準電圧Vb以下になる。このため、比較器47がAND回路48を通してスイッチ45に指令信号を出力するので、スイッチ45がオフする。その結果、リレースイッチ44が開くので、モジュレータソレノイド27cへの通電が停止する。
請求項(抜粋):
電磁弁を備えたアンチスキッドブレーキ制御用モジュレータと、前記電磁弁のモジュレータソレノイドに接続された電源と、前記モジュレータソレノイドの前記電源と反対側であるローサイドに接続され、このモジュレータソレノイドへの通電を制御するローサイドスイッチと、アンチスキッドブレーキ制御時に前記ローサイドスイッチをオンするスイッチ制御信号を出力するアンチスキッドブレーキ制御用コントローラとを少なくとも備えているアンチスキッドブレーキ制御装置において、前記ローサイドの電圧を監視し、このローサイド電圧が第1所定値以下に低下したとき電圧低下信号を出力する端子電圧監視回路と、前記モジュレータソレノイドと前記電源との間の導通・遮断を制御するセーフティリレーと、前記アンチスキッドブレーキ制御用コントローラから前記スイッチ制御信号が出力されていなく、かつ前記端子電圧監視回路からの前記電圧低下信号が入力されたとき、前記モジュレータソレノイドと前記電源との間が遮断するように前記セーフティリレーを作動させるスイッチ作動信号を出力するセーフティリレー制御用コントローラと、端子電圧監視回路と並列に設けられ、前記ローサイド電圧が第2所定値以下に低下したとき前記モジュレータソレノイドと前記電源との間が遮断するように前記セーフティリレーを作動させる別のスイッチ作動信号を出力する連続通電検出回路とを備えていることを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御装置におけるフェールセーフ装置。

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