特許
J-GLOBAL ID:200903055313379595

断熱繊維構造体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043905
公開番号(公開出願番号):特開平6-257048
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】脆性破壊し易いポリエステル捲縮繊維をマトリックスに、熱接着繊維で該繊維を固定した、設置時のドリルへの繊維の巻きつき問題を解決した断熱材用繊維構造体。【目的】 本発明は、ガラス繊維に勝る断熱効果を有する繊維構造体の特徴を生かし、設置時の穴開け時ドリルへの繊維の巻きつきを改善し、設置作業性の改善を計ることのできる断熱繊維構造体を提供することを目的とする。【構成】 ガラス転移点温度が60°C以上の熱可塑性ポリエステルからなる捲縮短繊維をマトリックスとし、巻縮短繊維を構成するポリマ-の融点より40°C以上低い融点を有する熱接着成分を有する熱接着繊維を20重量%以上含有した繊維構造体において、マトリックスの捲縮短繊維の極限粘度が0.53以下、伸度が30%以下であり、繊維構造体の少なくとも片面から厚みが1mm以上で密度が0.04g/cm3 以上の高密度層を有することを特徴とする断熱繊維構造体。
請求項(抜粋):
ガラス転移点温度が60°C以上の熱可塑性ポリエステルからなる捲縮短繊維をマトリックス材とし、該捲縮短繊維を構成するポリマ-の融点より40°C以上低い融点を有するポリマーを熱接着成分とした熱接着繊維とのブレンド成形繊維構造体であり、前記捲縮短繊維の極限粘度が0.53以下、伸度が30%以下であり、前記熱接着繊維は繊維構造体中に20重量%以上含有されており、繊維構造体の少なくとも片面から厚さ1mm以上の密度が0.04g/cm3 以上に高密度化されていることを特徴とする断熱繊維構造体。
IPC (3件):
D04H 1/54 ,  D01F 6/62 302 ,  D04H 1/42

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