特許
J-GLOBAL ID:200903055319253267

芳香族カルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-237710
公開番号(公開出願番号):特開2000-072714
出願日: 1998年08月24日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 少ないエネルギー使用量で、低沸点の脂肪族カルボン酸エステルを含む有用成分を回収して効率よく芳香族カルボン酸を製造する方法を提案する。【解決手段】 酸化反応器1で脂肪族カルボン酸を含む反応溶媒中、酸化触媒の存在下アルキル芳香族化合物を酸素含有ガスで液相酸化して芳香族カルボン酸を生成させ、酸化排ガスを蒸留塔2、3に導入して蒸留を行い、蒸留塔の排ガスを凝縮器6a、6bで凝縮させる際、酢酸メチル等の低沸点の脂肪族カルボン酸エステルを排ガス中に保持させ、この排ガスを吸収装置11において脂肪族カルボン酸を含む吸収液と接触させ、脂肪族カルボン酸エステルを吸収した吸収液、ならびに洗浄装置13で脂肪族カルボン酸を吸収した洗浄液を酸化反応器に循環する。
請求項(抜粋):
酸化反応器中で脂肪族カルボン酸を含む反応溶媒中、酸化触媒の存在下、アルキル芳香族化合物を酸素含有ガスで液相酸化して高温高圧下で芳香族カルボン酸を生成させる酸化工程、酸化反応器から酸化排ガスを蒸留塔に導入して蒸留を行い、反応溶媒を含む留分を酸化反応器に還流する蒸留工程、蒸留塔から出る排ガスを凝縮器で冷却して凝縮水を蒸留塔に還流させるとともに、低沸点の脂肪族カルボン酸エステルをガス中に保持する凝縮工程、および凝縮器から出る排ガスを、脂肪族カルボン酸を含む吸収液と接触させ、脂肪族カルボン酸エステルを吸収した吸着液を酸化反応器に供給する吸収工程を含む芳香族カルボン酸の製造方法。
IPC (3件):
C07C 63/26 ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/44
FI (3件):
C07C 63/26 D ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/44
Fターム (19件):
4H006AA02 ,  4H006AD11 ,  4H006AD18 ,  4H006BA60 ,  4H006BB17 ,  4H006BB31 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC14 ,  4H006BD34 ,  4H006BD35 ,  4H006BD40 ,  4H006BD43 ,  4H006BD52 ,  4H006BD53 ,  4H006BD82 ,  4H006BE30 ,  4H006BJ50 ,  4H006BS30

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