特許
J-GLOBAL ID:200903055323433172

分散補償器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-204583
公開番号(公開出願番号):特開2003-315697
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 光伝送路における波長分散を高精度に補償することができる分散補償器を提供する。【解決手段】 多重反射素子と、集光レンズと、ミラーとを備える分散補償器において、基準方向Yに対する前記ミラーのミラー反射面15aの傾きを関数α(y)で表示したときに、α(y)は次式:【数1】で示される関係を満足することを特徴とする分散補償器。
請求項(抜粋):
互いに平行であってそれぞれ一の方向に延びる第1の反射面及び前記第1の反射面より反射率が低い第2の反射面、前記一の方向にみて前記第1の反射面の一端側に設けられた窓部、ならびに、前記一の方向を含むとともに前記第1の反射面及び第2の反射面に直交する基準面内でみたときに集光されながら前記窓部を介して入射した入射光が前記第2の反射面にて最も集光される集光位置を有し、前記入射光をその波長及び干渉次数に応じた出射角度にて前記第2の反射面から出射させる多重反射素子と、前記多重反射素子の前記第2の反射面側に配置され、前記第2の反射面からの出射光を前記出射角度に応じて、その中心軸に直交するとともに前記基準面に含まれる基準方向にみて、その焦点面上の異なる位置に集光する集光レンズと、前記集光レンズの焦点面と略同じ位置に位置付けられ、前記集光レンズによって集光された前記第2の反射面からの出射光を反射し、前記集光レンズを介して前記第2の反射面へ戻すミラー反射面を有するミラーとを備え、前記入射光に所望の分散量を付与した後に前記窓部を介して出射させる分散補償器であって、前記基準方向に対する前記ミラー反射面の傾きを関数α(y)で表示したときに、α(y)は次式:【数1】(yは基準方向における位置座標,fは集光レンズの焦点距離,Lは多重反射素子の集光位置と集光レンズ間の距離,cは光速,φは窓部を介して多重反射素子に入射した入射光が集光位置に入射する入射角度,nは第1の反射面と第2の反射面との間の屈折率,mは多重反射素子の第2の反射面から集光レンズへの出射光の干渉次数,γは分散量,dは第1の反射面と第2の反射面との間の距離,およびσは多重反射素子の集光位置と集光レンズの中心軸との距離を表す。)で示される関係を満足することを特徴とする分散補償器。
IPC (2件):
G02B 26/06 ,  G02B 6/32
FI (2件):
G02B 26/06 ,  G02B 6/32
Fターム (13件):
2H037AA01 ,  2H037BA32 ,  2H037DA03 ,  2H037DA04 ,  2H037DA05 ,  2H037DA06 ,  2H041AA21 ,  2H041AA23 ,  2H041AB10 ,  2H041AB15 ,  2H041AC01 ,  2H041AZ02 ,  2H041AZ05

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