特許
J-GLOBAL ID:200903055331653823

車両のアンチロックブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-033701
公開番号(公開出願番号):特開2000-229563
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】車輪ブレーキの液圧を制御する液圧制御弁手段の作動を、減圧制御モード、保持制御モード、増圧・保持制御モードをこの順で繰返すようにして周期的に制御するにあたって、基本的には路面の摩擦係数に応じて制御周期を定めてABS制御時間を確保するものの、車体速度に応じて制御周期を変化せしめるようにして、ブレーキ操作の操作フィーリングが悪化するのを極力防止する。【解決手段】制御ユニットは、走行路面の摩擦係数に基づいて定めた基本制御周期に、アンチロックブレーキ制御開始時の推定車体速度が小となるのに応じて小となる1以下の第1係数と、アンチロックブレーキ制御中の推定車体速度が小となるのに応じて小となる1以下の第2係数とを乗じて得た制御周期で液圧制御弁手段の作動を周期的に制御し、その制御周期の増減を前記増圧・保持制御モードで液圧制御弁手段を液圧保持状態とする時間の増減で調節する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダ(M)および車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)間を連通するとともに車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)およびリザーバ(7A,7B)間を遮断する増圧状態、車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)を前記マスタシリンダ(M)およびリザーバ(7A,7B)から遮断する液圧保持状態、ならびにマスタシリンダ(M)および車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)間を遮断するとともに車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)およびリザーバ(7A,7B)間を連通する減圧状態を切換可能な液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)と;該液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)を減圧状態とする減圧制御モード、前記液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)を液圧保持状態とする保持制御モード、ならびに前記液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)を増圧状態および液圧保持状態に交互に切換える増圧・保持制御モードをこの順に繰返すようにしてアンチロックブレーキ制御実行時に前記液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)の作動を周期的に制御する制御ユニット(15)と;を備える車両のアンチロックブレーキ制御装置において、前記制御ユニット(15)は、走行路面の摩擦係数に基づいて定めた基本制御周期に、アンチロックブレーキ制御開始時の推定車体速度が小となるのに応じて小となる1以下の第1係数と、アンチロックブレーキ制御中の推定車体速度が小となるのに応じて小となる1以下の第2係数とを乗じて得た制御周期で前記液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)の作動を周期的に制御するとともに、その制御周期の増減を前記増圧・保持制御モードで前記液圧制御弁手段(6FL,6FR,6RL,6RR)を液圧保持状態とする時間の増減で調節することを特徴とする車両のアンチロックブレーキ制御装置。
Fターム (13件):
3D046BB28 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH23 ,  3D046HH36 ,  3D046HH46 ,  3D046JJ05 ,  3D046JJ19 ,  3D046JJ21 ,  3D046KK11 ,  3D046LL23 ,  3D046LL47 ,  3D046LL50

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