特許
J-GLOBAL ID:200903055333300022

表皮一体成形方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 敦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352302
公開番号(公開出願番号):特開平7-195423
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 表皮を有する成形品の端末部に良好な外観を与え、接着剤の使用を不要にして作業環境を改善し、成形後の後処理を不要にして作業効率を高めることができ、更には表皮材が破れる心配がなく、また表皮材の材質をその伸びや引張応力等に関係なく材料選択できる表皮一体成形方法及びその装置を提供する。【構成】 上金型10と下金型20の間に表皮材を配設した後、下金型20に設けたブロックコア30を上昇させ表皮材Hに当接させて表皮材をキャビティ内に引き込む工程と、ブロックコア30を上昇した状態で上下金型10,20の縁部11,21を噛み合わせて表皮端末部を切断し、その後上金型10の縁部から押し込み部材をブロックコア30のオーバーハング部32と下金型20の縁部21の間に挿入し表皮材を押し込む工程と、を備えてなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
第1金型と対向する第2金型と該第2金型に設けたオーバーハング部を有する可動ブロックコアとでキャビティを形成すると共に該第1金型と第2金型の間に表皮材を配設し、表皮材と第2金型の間に基材となる合成樹脂を供給し、加圧、冷却して基材の表面に表皮材を一体に接合したアンダーカット部を有する多層形成品を形成する表皮一体成形方法において、前記第1金型と第2金型の間に表皮材を配設した後で前記可動ブロックコアを第2金型から離れるように移動し前記表皮材に当接させて該表皮材をキャビティ内に引き込む工程と、前記可動ブロックコアが第2金型から離れた状態で第1金型と第2金型の縁部を噛み合わせて表皮端末部を両金型で切断し、その後第1金型の縁部から押し込み部材を可動ブロックコアのオーバーハング部と第2金型の縁部の間に挿入し表皮材を押し込む工程と、を備えてなることを特徴とする表皮一体成形方法。
IPC (7件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 43/18 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/36 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-223415
  • 特開平2-102011

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