特許
J-GLOBAL ID:200903055337360968

油圧シリンダ用フローティング装置のバルブブロック

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342485
公開番号(公開出願番号):特開平10-168950
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 油圧ショベルを転圧作業等に対応させるために、ブームシリンダをフロート状態にしたとき、作業アタッチメント先端部に取付けた転圧ローラに対し作業アタッチメントと、機体本体の重量の一部を付加できるようにし、また転圧ローラの往復移動速度を2種類のモードに変えることのできるフローティング装置が勘案されている。本発明は、転圧ローラに対し機体本体の重量の一部を付加できるようなフローティング装置の構成要素として、構造が簡単でしかもコンパクトな形状にできるバルブブロックを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の実施例バルブブロックでは、油圧シリンダ制御用の方向切換弁より前記油圧シリンダに連通する給排回路にそれぞれフロート用切換弁を設け、その一対のフロート用切換弁を、内部油路を開穿したブロックボディに対して一体形に連結し、前記内部油路をそれぞれ前記フロート用切換弁、絞り部を介して作動油タンクに連通せしめるようにした。
請求項(抜粋):
建設機械,作業車両等に装着されている作業アタッチメントの少くとも一個の油圧シリンダの給排回路に、前記油圧シリンダのボトム側油室とロッド側油室に通じており、通常作動用油路位置と短絡状態用油路位置に切換可能なフロート用切換弁を設け、前記作業アタッチメントの少くとも一構成要素を作業内容に対応してフローティング状態にするようにした油圧シリンダのフローティング装置において、前記作業アタッチメントに装備した前記油圧シリンダ以外の他油圧シリンダの作動に対応して前記油圧シリンダの伸長又は縮小変動速度を遅く抑えるために、前記油圧シリンダを切換制御する方向切換弁より前記油圧シリンダに連通する給排回路にそれぞれフロート用切換弁を設け、その一対のフロート用切換弁を、内部油路を開穿したブロックボディに対して一体形に連結し、前記フロート用切換弁の切換油路位置と、前記ブロックボディの内部油路とを開通可能とするとともに、前記油圧シリンダのボトム側油室とロッド側油室に通じる前記内部油路をそれぞれ前記フロート用切換弁、絞り部を介して作動油タンクに連通せしめるようにしたことを特徴とする油圧シリンダ用フローティング装置のバルブブロック。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F16K 27/00
FI (2件):
E02F 9/22 K ,  F16K 27/00 D

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