特許
J-GLOBAL ID:200903055343121479

騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260205
公開番号(公開出願番号):特開平8-123437
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 制御スピーカと誤差検出器を複数個用いた騒音制御装置において、広い騒音制御エリアを少ないハードウエアで実現する。【構成】 騒音源1から発せられる騒音に、制御スピーカ2の制御音を作用させ、この誤差音を誤差検出器3a〜3nで検出し、各検出信号を加算する。この加算信号から、エコーキャンセルフィルタ7の出力信号を減算し、適応フィルタ8とフィルタードXフィルタ6と係数更新器9の誤差入力に入力する。フィルタ6の出力信号は係数更新器9の基準入力に入力され、係数更新器9はLMSアルゴリズムなどにより係数更新演算を行い、適応フィルタ8の係数を前記誤差入力信号が常に小さくなるように更新する。適応フィルタ8の出力信号は、制御スピーカ2に入力されると共にフィルタ7にも入力される。フィルタ7にはフィルタ6と同じ特性を設定している為、音響フィードバックループをキャンセルする。
請求項(抜粋):
騒音源の近傍に設置した制御スピーカと、前記制御スピーカから等距離に設置した複数の誤差検出器と、各誤差検出器の出力を加算する加算器と、前記加算器の出力と第2のフィルタの出力との減算を行う減算器と、前記減算器の出力を入力する適応フィルタ及び第1のフィルタと、前記第1のフィルタの出力及び前記減算器の出力を入力する係数更新器と、前記適応フィルタの出力を入力する前記第2のフィルタとを有し、前記係数更新器の出力に応じて前記適応フィルタの係数を更新して該適応フィルタの出力を前記制御スピーカに入力し、前記第1のフィルタ及び第2のフィルタの特性を制御スピーカから各誤差検出器までの伝達関数の和に等しくすることを特徴とする騒音制御装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/04 101

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