特許
J-GLOBAL ID:200903055345205866

ミシンの水平回転釜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277830
公開番号(公開出願番号):特開平9-117582
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ミシンの運転を停止しても油漏れの生じることがなく、油の還流にも支障のない、ミシンの水平回転釜を提供する。【解決手段】 外釜2、釜軸台59に設けられた筒部10及びベアリング9に囲まれている空間11には、外釜2と中釜5との摺動部分に供給される油が流路18から流入する。符号23はこの発明の特徴をなすバイパス流路であり、ベアリング9を迂回して空間11内の油及び空気をギヤ室14に逃がす。バイパス流路23は油の表面張力及び粘性抵抗に抗して油及び空気を空間11から自然流下するように、径サイズや形状などが選択される。バイパス流路23からギア室14に流れた油は、釜軸台59の下部から還流される。
請求項(抜粋):
外釜と、この外釜の尾端側に摺動回転自在に設けられている中釜と、この外釜と中釜との摺動部分に潤滑油を供給する油供給部と、前記外釜の基端側を回転自在にミシンの水平回転釜支持部に支持するベアリング部と、前記外釜、前記水平回転釜支持部及び前記ベアリング部に囲まれ、前記摺動部分に少なくとも一部が供給される油が流入する空間部と、を備えているミシンの水平回転釜であって、前記ベアリング部を迂回して前記空間部内の油を逃がすバイパス流路を備え、このバイパス流路は前記油の表面張力及び粘性抵抗に抗して該油及び空気を前記空間部から自然流下させるものである、ミシンの水平回転釜。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-283698
  • 特公昭59-009195
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-283698
  • 特公昭59-009195

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