特許
J-GLOBAL ID:200903055345256487

高温灰搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013342
公開番号(公開出願番号):特開平6-221540
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 熱変形や磨耗によるトラブルが少なく、メインテナンスが容易な装置を実現する。【構成】 流動層ボイラ炉底1より炉底灰が投入される第1の空気搬送配管5の一端に大気吸込調整弁4を接続して他端に灰冷却タンク6を接続し、同タンク6に冷却空気制御弁8を有する冷却空気入口管7を設けて第2の空気搬送配管11の一端を接続し、同配管11の他端に炉底灰サイロ30の上部に設けられた空気灰分離用サイクロン20を接続し、同サイクロン20に第3の空気搬送配管25を介して接続された空気灰分離用バグフィルタ40に真空ブロワ70が設けられた空気排出管60を接続し、上記第1及び第2の空気搬送配管5,11と灰冷却タンク6に設けられた温度センサ15より信号を入力した制御器が上記大気吸込調整弁4と冷却空気制御弁8の弁開度を制御することによって、高温の炉底灰の空気による搬送・冷却を可能としたため、機器の熱変形、磨耗や冷却水の凍結によるトラブルを回避することができ、メインテナンスが容易な装置を実現する。
請求項(抜粋):
流動層ボイラ炉底より炉底灰取出弁を介して炉底灰が投入される炉底灰入口を有する第1の空気搬送配管、同配管の一端に設けられた大気吸込調整弁、上記空気搬送配管の他端に接続され冷却空気制御弁と冷却空気吸込口を有する冷却空気入口管が接続された灰冷却タンク、同タンクに一端が接続され他端に空気灰分離サイクロンが接続された第2の空気搬送配管、上記空気灰分離サイクロンが上部に設けられ下部に排出バルブが設けられた炉底灰サイロ、同サイロの上部に設けられ第3の空気搬送配管を介して上記空気灰分離サイクロンに接続された空気灰分離用バグフィルタ、同バグフィルタに一端が接続され他端が煙道に接続された空気排出管に設けられた真空ブロワ、および上記第1及び第2の空気搬送配管と灰冷却タンクにそれぞれ設けられた温度センサより信号を入力して上記大気吸込調整弁と冷却空気制御弁の弁開度を制御する制御器を備えたことを特徴とする高温灰搬送装置。

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