特許
J-GLOBAL ID:200903055345750180

多重化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-129939
公開番号(公開出願番号):特開平9-321727
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 エンコーダから基準クロックを受けることなくPCR補正が行える多重化装置を提供することである。【解決手段】 多重化装置2内に基準クロック源7を設け、この基準クロック源7から出力される基準クロックをもとに、TSパケット入力時刻計測部8およびTSパケット出力予定時刻演算部9が、TSパケットの到着時刻および出力予定時刻を計測および演算する。そして、PCR補正部10は、これら到着時刻および出力予定時刻に基づいてPCRの補正値を算出し、この補正値を元のPCRに加算することにより、PCR補正を行うようにしている。このように、本多重化装置では、エンコーダ101から多重化装置2に向けて、基準クロックを伝送する必要がなくなる。
請求項(抜粋):
TSパケットの連なりであるTS(トランスポート・ストリーム)を複数本入力し、それぞれを時分割的に多重化して出力するための装置であって、各前記TSには、時刻情報としてのPCR(プログラム・クロック・リファランス)が、それぞれ独自に付されており、自立的に基準クロックを出力する基準クロック源と、複数のTSパケットをバッファリングすることにより、前記複数本のTSを多重化するための多重化部と、前記基準クロックに基づいて、前記多重化部にTSパケットが到着した時刻を計測するTSパケット入力時刻計測部と、前記基準クロックに基づいて、前記多重化部からTSパケットが出力される予定時刻を演算するTSパケット出力予定時刻演算部と、前記TSパケット入力時刻計測部によって計測されたTSパケット到着時刻と、前記TSパケット出力予定時刻演算部によって演算されたTSパケット出力予定時刻とに基づいてPCR補正値を演算し、前記多重化部から出力される対応するTSパケットのPCR値を、当該演算されたPCR補正値によって補正するPCR補正部とを備える、多重化装置。
IPC (3件):
H04J 3/06 ,  H04L 7/08 ,  H04N 7/24
FI (3件):
H04J 3/06 C ,  H04L 7/08 A ,  H04N 7/13 Z

前のページに戻る