特許
J-GLOBAL ID:200903055353980550

熱交換器のオゾン循環洗浄装置における運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035435
公開番号(公開出願番号):特開2000-234893
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 単一セットのオゾン循環装置のみを用いて設備全体の小型化及び経済化を図りつつ、複数の熱交換器が同時に洗浄動作に移行する等のトラブルや時間ロスを生じることなく、複数の熱交換器に対する洗浄を効率的かつ合理的に行なえるようにする。【解決手段】 予め優先順位が設定されている複数の熱交換器における通水遮断弁の全閉信号を洗浄信号に利用し、その洗浄信号を中央制御盤から送信することに伴い、各熱交換器を複数が同時に動作しないように、かつ、いずれか一つの熱交換器が洗浄動作中は他の熱交換器が洗浄動作に移行しないように優先順位に従って順次自動的に洗浄動作させ、また、洗浄中信号を中央制御盤に送信して洗浄動作中の熱交換器の熱交換動作を禁止するような運転制御を行なう。
請求項(抜粋):
熱交換器本体に装入の熱交換部内を通過する熱媒体と熱交換器本体の入口及び出口にそれぞれ接続された給水管及び排水管を介して熱交換器本体の内部で上記熱交換部外を通過するように供給し排出される水とを熱交換部の伝熱面を介して間接熱交換させるように構成され、かつ、上記給水管及び排水管にはそれぞれ通水遮断弁が介設されている複数の熱交換器と、これら複数の熱交換器それぞれの給水管の通水遮断弁下流側と排出管の通水遮断弁上流側とを循環弁を介して互いに連通接続する連通管とこの連通管に介設した循環ポンプとオゾン発生源とを有し、上記各熱交換器における両通水遮断弁を閉弁し、かつ、上記循環弁を開弁して循環ポンプを運転することで、給水管、熱交換器本体の内部、排水管及び連通管からなる循環ループを形成可能で、この循環ループに上記オゾン発生源で発生されるオゾンを供給することにより該循環ループにオゾン溶存水を強制循環させるように構成された単一セットのオゾン循環装置とを備えた熱交換器のオゾン循環洗浄装置における運転制御方法であって、上記複数の熱交換器には予め優先順位が設定されており、各熱交換器における両通水遮断弁の全閉信号を利用した洗浄信号が中央制御部から送信されてきたとき、上記優先順位の早い熱交換器から順番に洗浄動作中であるか否かを判定し、いずれか一つの熱交換器が洗浄動作中であると判定された場合はそれの洗浄が完了するまで残りの熱交換器の洗浄動作を規制する一方、複数の熱交換器の全てが洗浄動作中でないと判定された場合及び洗浄動作中の熱交換器の洗浄動作が完了した場合は上記優先順位の早い熱交換器から洗浄動作を開始させると共に、洗浄信号を中央制御部に送信して当該熱交換器の熱交換動作を禁止するような運転制御を行なうことを特徴とする熱交換器のオゾン循環洗浄装置における運転制御方法。

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