特許
J-GLOBAL ID:200903055354156851

天然ガス液化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  松山 美奈子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-525051
公開番号(公開出願番号):特表2008-509374
出願日: 2005年08月04日
公開日(公表日): 2008年03月27日
要約:
過剰圧力の入手できるメタンに富む供給物、即ち天然ガスを、まず膨張させて膨張仕事を与え、これを数多くの新規な方法で、例えば、供給流を冷却するのに用いる冷媒サイクル或いは供給流を液化するための液化領域において用いる1以上の冷媒サイクルにおける冷却を与えたり、或いは液化プロセスにおいて用いたり或いは輸出用の電力を生成するために利用することができる天然ガスを液化する方法が開示される。一態様においては、膨張仕事は、膨張器/圧縮器装置(ターボエキスパンダー30)を用いることによって得られ、それによって、供給流を膨張させて(1)装置(25)のコンプレッサー(40)を駆動し、それによって天然ガス流(10)を予め冷却する(15)閉鎖ループプロパン冷媒サイクル(60)のための圧縮を与え、(2)液化プロセスのための膨張した冷却天然ガス供給流(140)を生成する。冷却天然ガス供給流を生成して液化プロセスに供給することにより、所定量の設置馬力に対するLNG製造量を増大させ、或いは、所定量のLNGの製造のための資本コスト及び/又は操作コストを減少させることができる。
請求項(抜粋):
(a)第1の圧力及び第1の温度の加圧天然ガス流を提供し; (b)加圧天然ガス流を、冷たい冷媒流による間接熱交換によって冷却して、第1の温度よりも低い第2の温度の冷却された加圧天然ガス流を生成し; (c)膨張装置において冷却された加圧天然ガス流を膨張させ、ここで膨張装置からの膨張仕事を用いて冷媒流を圧縮する圧縮器を駆動して加圧冷媒流を生成し、膨張によって冷却供給流を得てこれを天然ガス液化領域に導き; (d)加圧冷媒流を冷却して、冷却され少なくとも部分的に凝縮した加圧冷媒流を生成し; (e)冷却され少なくとも部分的に凝縮した加圧冷媒流を膨張させて、工程(b)において用いる冷たい冷媒流を生成し; (f)天然ガス液化領域において冷却供給流を液化する; 工程を含む、加圧天然ガス流を液化する方法。
IPC (1件):
F25J 1/00
FI (1件):
F25J1/00 B
Fターム (6件):
4D047AA10 ,  4D047AB08 ,  4D047CA04 ,  4D047CA07 ,  4D047CA11 ,  4D047CA17
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭56-105260
  • 天然ガスの液化方法および装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-517817   出願人:アンスティテュフランセデュペトロール
  • 天然ガスの改良液化方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-504824   出願人:エクソンプロダクションリサーチカンパニー
全件表示

前のページに戻る