特許
J-GLOBAL ID:200903055357377131
可動体の原点復帰装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190157
公開番号(公開出願番号):特開平5-035320
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 可動体を一旦阻止部材に当接させた後原点復帰を行なう装置において、可動体を移動させる電動機に流れる電流を検出することなく、可動体を原点位置に復帰させることができるようにする。【構成】 サーボモータ6に設けられたエンコーダ12からの回転パルスをアップダウンカウンタ22にてカウントし、そのカウント結果とアップダウンカウンタ22からの原点パルスとにより可動体4の位置を検知して、可動体4の位置制御を行なう機械装置において、可動体4を図の+方向に移動させて、カウンタ22のカウント値が変化しなくなったときに可動体4が枠体10の左端10aに当接した旨を検知し、その後可動体4を図の-方向に移動させて、エンコーダ12から原点パルスが出力された位置(原点)にて停止させる。
請求項(抜粋):
可動体を所定経路で移動させる電動機と、該電動機の回転軸に設けられ、該電動機の所定回転角度毎に回転パルスを発生すると共に該電動機の1回転毎に原点パルスを発生する位置検出器と、該位置検出器から出力される回転パルスを上記電動機の回転方向に応じて加・減算するアップダウンカウンタとを備え、該アップダウンカウンタのカウント値と上記原点パルスとから上記可動体の位置を検知して上記電動機を駆動する機械装置に設けられ、上記可動体を所定の原点位置に復帰させる可動体の原点復帰装置であって、上記可動体の移動経路の一端に設けられ、上記可動体に当接して上記可動体の移動を阻止する阻止部材と、上記電動機を駆動して上記可動体を上記阻止部材方向に移動させる第1の駆動手段と、該第1の駆動手段の作動中、上記アップダウンカウンタの値を読み取り、該値の所定時間内の変化量が所定値以下となったときに、上記可動体が上記阻止部材に当接した旨を判断する判断手段と、該判断手段にて上記可動体の上記阻止部材への当接が判断されると、上記電動機を駆動して上記可動体を上記阻止部材とは反対方向に移動させる第2の駆動手段と、該第2の駆動手段の作動中、上記位置検出器から原点パルスが出力されると、上記可動体が原点位置に到達したと判断して、上記第2の駆動手段の動作を停止する原点位置検出手段と、を備えたことを特徴とする可動体の原点復帰装置。
IPC (4件):
G05B 19/18
, B25J 9/10
, B25J 13/08
, G05D 3/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-103703
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特開平2-056606
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特開平3-078004
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