特許
J-GLOBAL ID:200903055361339910

スロットスペーサ型ケーブルの製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048079
公開番号(公開出願番号):特開平5-215948
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 スロットスペーサ型ケーブルの製造装置において、集合ダイスの移動がひとつの方向に偏るのを防ぐためこの集合ダイスの位置に関するサーボ制御を正確に行うことのできる装置を提供する。【構成】 テープ心線3をスロットスペーサ1のスロット2に嵌め込む集合ダイス4は、スロットスペーサ1にねじれが現れるとそのねじれ角の大きさ、方向を検出してそれに応じた第1入力によってスロットスペーサ1の長手方向に移動させられて嵌め込みの円滑化を計っている。しかし、このような集合ダイス4の移動が一方向に偏るのを防ぐためにはスロットスペーサのねじれをスロットのピッチの変動と認識し、これに対応するように引取速度を増減し、この引取速度の変化量と同一の第2入力によって集合ダイス4を元の位置に戻すサーボ制御が行われる。
請求項(抜粋):
外周部にピッチ(p)のつるまき線状のスロット(2)が少なくとも1本形成されたスロットスペーサ(1)を、式pN=Vを満足する回転数Nをもって前記つるまき線の巻き方向と反対方向に回転させながら、引取速度Vをもって引き取りながら前記スロット(2)にテープ心線(3)を集合ダイス(4)によって嵌め込み集合する装置であって、前記スロット(2)のねじれ角を検出し、このねじれ角の大きさ、方向に応じたねじれ角検出ポテンショメータ(13)の出力によって前記集合ダイス(4)を前記スロットスペーサ(1)の長手方向に進退させるとともに、前記ねじれ角の大きさ、方向によって新たに定まるスロットつるまき線のピッチ(p1 )に対応するように前記引取速度を引取変速装置(9)によって±αだけ増、減速させて前記集合ダイス(4)をもとの位置に戻すようにサーボ制御するように構成されたスロットスペーサ型ケーブルの製造装置において、前記集合ダイス(4)の進退が、前記ねじれ角検出ポテンショメータ(13)からの前記ねじれ角に応じた出力である第1入力と、前記引取変速装置(9)からの引取速度の変化量(±α)に応じた出力である第2入力との合成入力によって制御されるよう構成されることを特徴とするスロットスペーサ型ケーブルの製造装置。

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