特許
J-GLOBAL ID:200903055374172705

任意区間波形を用いた非調和的周波数分析法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085621
公開番号(公開出願番号):特開平9-243679
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【目 的】分析区間、分析周波数を任意に設定でき、雑音による影響の少ない高精度の波形分析を行なうことができ、波形の補間や予測にも用いることのできる波形解析法を提供すること。【構 成】分析対象波形と正弦波形、余弦波形の積和および正弦波形と余弦波形の積和等から求まる5つの値を用いて所定周期の正弦波成分を求め、分析波形から正弦波成分を差し引いて得られる残差波形のパワーが極小となる周期を求めて、正弦波成分の検出と除去を繰り返す波形解析法で、上記正弦波成分と残差波形の間には直交関係が成り立つようにした構成。
請求項(抜粋):
波形データと任意の周期の正弦波形の積、前記波形データと前記周期の余弦波形の積、前記正弦波形と前記余弦波形の積、前記正弦波形の二乗値および前記余弦波形の二乗値のそれぞれを任意の区間にわたって加算した5つの値で与えられる正弦波形の振幅と余弦波形の振幅を用いて、前記波形データの前記区間に含まれる前記周期の正弦波成分を求め、前記波形データから前記正弦波成分を差し引いて残差波形を求め、前記残差波形の二乗値を前記区間にわたって加算して得られる残差量に関して、前記周期を変数としたときに前記残差量が極小となる周期の正弦波成分を第1の正弦波成分として求めること、前記波形データから第1の正弦波成分を差し引いて第1の残差波形を求め、第1の残差波形と任意の周期の正弦波形の積、前記第1の残差波形と前記周期の余弦波形の積、前記正弦波形と前記余弦波形の積、前記正弦波形の二乗値および前記余弦波形の二乗値のそれぞれを前記区間にわたって加算した5つの値で与えられる正弦波形の振幅と余弦波形の振幅を用いて、前記第1の残差波形の前記区間に含まれる前記周期の正弦波成分を求め、前記第1の残差波形から前記正弦波成分を差し引いて残差波形を求め、前記残差波形の二乗値を前記区間にわたって加算して得られる残差量に関して、前記周期を変数としたときに前記残差量が極小となる周期の正弦波成分を第2の正弦波成分として求めること、以下同様な手順を繰り返して、一般に第(N-1)の残差波形から第Nの正弦波成分を求めることを特徴とする任意区間波形を用いた非調和的周波数分析法。

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