特許
J-GLOBAL ID:200903055384027630

多孔質膜およびそれを用いた電池用セパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210827
公開番号(公開出願番号):特開平11-049882
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 正常通電時における低電気抵抗性および良好なSD特性に加え、さらに優れた耐熱性を備える電池用セパレータとして使用できる多孔質膜を提供する。【解決手段】 MI0.6以下で結晶化温度120°C以上であるPPフィルムを低温延伸し、さらに高温延伸して多孔質化する。前記低温延伸は、温度-20〜80°Cで倍率20〜400%の延伸であり、前記高温延伸は、フィルムの結晶融点(°C)をTmとすると、(Tm-40)°C〜Tm°Cの温度範囲で延伸倍率10〜500%である。これにより、空孔率30〜55%の範囲で耐熱温度が190°C以上の多孔質膜が得られる。前記PPの割合は膜全体の重量%である。前記PPの結晶化温度の好ましい範囲は123°C以上である。
請求項(抜粋):
メルトインデックス(MI)0.6以下で結晶化温度120°C以上であるポリプロピレンを含有する層を備え、空孔率30〜55%の範囲である多孔質膜。
IPC (3件):
C08J 9/00 CES ,  C08L 23/10 ,  H01M 2/16
FI (3件):
C08J 9/00 CES A ,  C08L 23/10 ,  H01M 2/16 P

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