特許
J-GLOBAL ID:200903055386966324

回折型保証素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-503449
公開番号(公開出願番号):特表2004-528213
出願日: 2002年05月31日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
プラスチック材料の積層品に埋め込まれ、あらかじめ定められた観察方向から目視で認識できる、反射性の変光性表面パターン(3)を含む保証素子(2)は、変光性表面素子(13)のモザイクで形成される。表面パターン(3)のモザイクにおいて、表面パターン(3)の少なくとも2つのモザイク面(11,12)が実質的に隣接して配置され、モザイク面(11,12)は極めて微細な光回折レリーフ構造(4)を有する。モザイク面(11,12)のレリーフ構造の空間周波数は、法線(32)に対して斜めに照明ビームが積層品の平面に入射する場合に、モザイク面(11,12)のレリーフ構造が可視単色光を法線(32)に平行に偏向させるような態様の、あらかじめ定められた空間周波数範囲にある値のものである。モザイク面(11,12)のレリーフ構造は空間周波数だけが異なり、隣接するモザイク面(11,12)における空間周波数差は多くとも40本/mmである。
請求項(抜粋):
プラスチック材料の積層品に埋め込まれ、あらかじめ定められた観察方向から目視で認識できる反射性の変光性表面パターン(3)を含み、変光性表面素子(13)のモザイクで形成される保証素子(2)において、 前記表面パターン(3)の前記モザイクにおいて、前記表面パターン(3)の少なくとも2つの前記モザイクの面(11,12)が実質的に隣接されて配置され、前記少なくとも2つのモザイク面(11,12)は、ほぼ平行な格子ベクトルを有する、極めて微細な光回折レリーフ構造(4)で占められ、 前記レリーフ構造(4)の空間周波数(f)は、照明ビーム(17)が法線(32)に対して斜めに前記積層品の平面に入射する場合に、前記モザイク面(11,12)の前記レリーフ構造(4)が可視単色光を前記法線(32)に平行に偏向するような、あらかじめ定められた空間周波数範囲にある値を有し、 背景面(12)としての前記隣接するモザイク面(11,12)の内の少なくとも1つが、他の1つまたは複数の前記モザイク面(表面領域11)を、前記表面領域(11)が肉眼で認識することができる情報アイテムを形成するように前記背景面(12)上に前記表面領域(11)が配置されるように取り囲み、 前記背景面(12)及び前記表面領域(11)を形成する前記両モザイク面(11,12)の前記レリーフ構造(4)は、1つまたは複数の前記背景面(12)及び前記表面領域(11)が、観察者にとってはカラーコントラストが異なって見えるが、カラーコピーにおいては前記隣接する1つまたは複数の前記背景面(12)及び前記表面領域(11)が、同じ色または灰色で再現されるように、前記空間周波数(f)が異なっている、 ことを特徴とする保証素子(2)。
IPC (2件):
B42D15/10 ,  G02B5/18
FI (4件):
B42D15/10 501P ,  B42D15/10 501G ,  B42D15/10 531C ,  G02B5/18
Fターム (18件):
2C005HA02 ,  2C005HA04 ,  2C005HB01 ,  2C005HB02 ,  2C005HB10 ,  2C005HB13 ,  2C005JA12 ,  2C005JA18 ,  2C005JA19 ,  2C005JB08 ,  2C005JB09 ,  2C005KA40 ,  2C005LA19 ,  2H049AA07 ,  2H049AA13 ,  2H049AA60 ,  2H049AA64 ,  2H049AA65
引用特許:
審査官引用 (3件)

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