特許

J-GLOBAL ID：200903055387966050

双方向トルクリミッタ

発明者： 高山 泰之
出願人/特許権者： オリジン電気株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-350494
公開番号（公開出願番号）：特開2002-155973
出願日： 2000年11月17日
公開日（公表日）： 2002年05月31日
要約：

【要約】【目的】 正回転と逆回転とで、それぞれ調整可能な異なるトルク値を有する双方向トルクリミッタを得る。【構成】 それぞれ同心円状に、互いに回転できるように外輪1と、内輪2と、側輪3とを図示のように配設する。シールド7によって、側輪3を軸支するとともに外輪1の末端を閉じて双方向トルクリミッタ10を構成する。内輪2の外周に締まり嵌めに巻いたコイルスプリング4と、これと同方向に巻いて内輪2の内周に圧入したコイルスプリング5とを配設する。コイルスプリング4の端部には、突起44が設けられて外輪1に係止して、正方向のトルク値を決定する。コイルスプリング5の端部には、突起55が設けられて側輪3に係止して、逆方向のトルク値を決定する。

請求項（抜粋）：

外周面と内周面と両端部を有する内輪と:この内輪の外周面に締まり嵌めに巻いた第1のコイルスプリングであって、その一方の端部に係止部を有する第1のコイルスプリングと:前記内輪の内周面に圧接締まり嵌めに巻いた第2のコイルスプリングであって、前記第1のコイルスプリングと同方向に巻かれるとともにその一方の端部に係止部を有する第2のコイルスプリングと:円筒形状の外輪であって、前記内輪の一方の端部に嵌合する嵌合部と、内周面と、この内周面に設けて前記第1のコイルスプリングの係止部を係止する係着部と、開口部とを有する外輪と:側輪であって、円筒部とフランジ部とこのフランジ部に設けた前記第2のコイルスプリングの係止部を係止する係着部と前記内輪の他方の端部に嵌合する嵌合部とを有する側輪と:シールドであって、前記側輪の外周を軸支するとともに、前記外輪の開口部に嵌合するシールドとからなることを特徴とする双方向トルクリミッタ。

Fターム (6件)：

3J068AA07 ,  3J068BA02 ,  3J068BA03 ,  3J068EE12 ,  3J068GA03 ,  3J068GA19