特許
J-GLOBAL ID:200903055388234096

内燃機関の燃料供給系脈動圧減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046933
公開番号(公開出願番号):特開平8-246984
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 インジェクタの燃料噴射動作時にデリバリパイプ内に発生する脈動圧を減衰させる構成をコンパクト化・低コスト化する。【構成】 デリバリパイプ17の燃料入口部分(燃料配管の連結部分)の流路の流路断面積を拡大して拡大流路部22を形成する。インジェクタ20の燃料噴射動作時にデリバリパイプ17内に発生する脈動圧の圧力波は、燃料中をデリバリパイプ17の燃料入口27側へ伝播して拡大流路部22内に入り込むが、この脈動圧の圧力波は拡大流路部22の燃料入口24の側壁に衝突して反射される。このため、拡大流路部22内に入り込んだ脈動圧の圧力波と、拡大流路部22の燃料入口24の側壁に衝突して反射した圧力波とが干渉して打ち消し合い、それによって拡大流路部22内で脈動圧が効果的に減衰されて、脈動圧による燃料配管16の振動騒音の問題が解消される。
請求項(抜粋):
燃料配管内を送られてくる燃料をデリバリパイプから各気筒のインジェクタに分配する内燃機関の燃料供給系において、前記デリバリパイプの燃料入口部分に、流路断面積が拡大した拡大流路部を形成したことを特徴とする内燃機関の燃料供給系脈動圧減衰装置。

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