特許
J-GLOBAL ID:200903055393573591

輪郭抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068640
公開番号(公開出願番号):特開平6-282649
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】最終的に得られる輪郭モデルが、輪郭抽出像(P) の真の輪郭(C) に一致するように処理でき、理想的な輪郭抽出処理を可能にすること。【構成】点列にて構成され、点列位置を変化可能にした輪郭モデル(ACM) をC との関係において定まるエネルギ(EG)を最小にする方向に移動することによりC に収束させ、この収束させたACM を用いて輪郭抽出を行う装置において、背景部を含むP の描かれた画像について、その画像の画面の縁をプロットして得た点列による初期のACM を作成する手段105 と、このACM の点列と上記画像のデータを用い、輪郭モデルの点列について、上記画像データ中の画像の持つ特徴量との関係から決定されるEGを、極限にする位置に移動させると共に、この収束処理は初めにACM の形状変化の自由度を小さくして行い、輪郭の概略を得たなら自由度を大きくして収束処理し輪郭抽出用ACM を得る演算手段103 とより構成する。
請求項(抜粋):
点列にて構成され、点列位置を変化可能にした輪郭モデルを輪郭抽出対象の像の真の輪郭との関係において定まるエネルギを最小にする方向に移動することにより、輪郭抽出対象の像の真の輪郭に収束させるようにし、この収束させた輪郭モデルを用いて輪郭抽出を行うようにした輪郭抽出装置において、背景部を含む輪郭抽出対象像の画像について、その画面の縁をプロットして得られる点列による初期の輪郭モデルを作成する手段と、この輪郭モデルの点列と上記画像のデータを用い、輪郭モデルの点列を、上記画像データ中の画像の持つ特徴量との関係から決定されるエネルギがそのとり得る極限値となる位置に移動させると共に、この収束処理は初めに輪郭モデルの形状変化の自由度を小さくして行い、輪郭の概略が得られたならば、形状変化の自由度を大きくして収束処理することにより、輪郭抽出用の輪郭モデルを得る演算手段と、を設けて構成することを特徴とする輪郭抽出装置。

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