特許
J-GLOBAL ID:200903055395846447

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-325067
公開番号(公開出願番号):特開平8-177906
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 振動エネルギーの大小に拘わらずブレーキ鳴きの発生を防止する。【構成】 ブレーキパッド32の裏板34に取り付けられるシム42の端部には、トルク伝達部38を覆う曲面形状の弾性変形部44が設けられている。このため、トルク伝達部38がトルク受け部40に押し付けられようとすると、弾性変形部44の曲面部44Bがブレーキパッド32の振動エネルギーに応じて弾性変形する。このため、振動エネルギーに応じた振動減衰力が得られる。従って、振動エネルギーの大小に拘わらず、ブレーキ鳴きの発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するディスクロータに対して接離可能に設けられると共に制動時にディスクロータ側へ押圧されるベース部材と、このベース部材のディスクロータ側の面に取り付けられると共にベース部材が押圧されることによりディスクロータに圧接される摩擦材と、を含んで構成されるブレーキパッドと、このブレーキパッドの両側に設けられてブレーキパッドを保持すると共に、摩擦材がディスクロータに圧接された際にベース部材におけるロータ回転方向側の端部が当接されるトルク受け部と、を含んで構成されるディスクブレーキ装置であって、ベース部材におけるロータ回転方向側の端部とトルク受け部との間に、ディスクロータの径方向から見た場合に曲面状とされかつ所定のバネ定数に設定された弾性体を介在させた、ことを特徴とするディスクブレーキ装置。

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