特許
J-GLOBAL ID:200903055397719841

逆フィルタ処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032838
公開番号(公開出願番号):特開平8-201516
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 逆フィルタ処理回路で雑音助長効果を抑制しながら分解能を十分に向上させる。【構成】 ウイーナ係数αの値を小さく設定した伝達関数Ha(s)を用いる逆フィルタ処理回路と、このαの値を大きく設定した伝達関数Ha(s)を用いる逆フィルタ処理回路とにより別々に逆フィルタ処理を行い、互いに対応する2つの処理結果から出力値を決定する。
請求項(抜粋):
電磁波または音波(超音波を含む)のパルス波が物標から反射することで生成されたエコーに、このエコーの形状に影響を及ぼす装置の特性を表す装置関数をフーリエ変換して得られる伝達関数H(s)とウィナー係数αとから、Ha(s)=[(1-α)|H(s)|2 +α]/H* (s)で表される伝達関数Ha(s)を算出し、この伝達関数Ha(s)により上記エコーを逆フィルタ処理する逆フィルタ処理回路において、レーダの受信回路の出力を所定のサンプリング周期でサンプリングしてディジタル信号に変換するA/D変換回路、このA/D変換回路の出力データを一時記憶するバッファメモリを有し、このバッファメモリに記憶したデータを実行しようとする逆フィルタ処理に適した順序に並べ替えて出力するデータ並べ替え回路、このデータ並べ替え回路の出力を入力し、小さな値のαを用いて算出した伝達関数Ha(s)により逆フィルタ処理を行う第1の逆フィルタ処理回路、上記データ並べ替え回路の出力を入力し、大きな値のαを用いて算出した伝達関数Ha(s)により逆フィルタ処理を行う第2の逆フィルタ処理回路、上記第1の逆フィルタ処理回路の出力と上記第2の逆フィルタ処理回路の出力とを入力し、互いに対応する2入力から出力値を生成する出力値生成回路、を備えたことを特徴とする逆フィルタ処理回路。
IPC (2件):
G01S 13/28 ,  G01S 7/292

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