特許
J-GLOBAL ID:200903055399187189

誤り補償装置および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171482
公開番号(公開出願番号):特開平10-022937
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル携帯電話等に使用される音声符号化装置の誤り補償装置において、無線回線上のビット誤り検出時の補償音声の品質を改善する。【解決手段】 補間モード決定器103により復号化側での伝送路誤りフレーム補間における補間モードを決定し、そのモードフラグを復号化側に出力する。次に、クラス分け器102により聴覚的に重要なパラメータクラス0を2つのクラス(クラス0A、クラス0B)に分け、CRC算出器104、105でそれぞれの別々にCRC符号を算出して伝送する。そして復号化側で、符号化側の補間モード決定器で得られたモードフラグと、最重要クラスおよび次最重要クラスの誤り訂正後のビット誤り検出の有無の組み合わせに応じて補間方法を変更することにより、補間対象のフレームの音声の特徴に応じた音声品質劣化を抑えた補間を行うことができる。
請求項(抜粋):
符号化側に、音声符号器と、音声符号器出力の符号化パラメータを聴感的重要度に応じて2つ以上の複数のクラスに分類するクラス分け器と、音声符号器から得られる符号化パラメータを用いて復号化側での伝送路誤りフレーム補間における補間モードを決定し、そのモードフラグを出力する補間モード決定器と、最重要クラスと前記モードフラグからCRCを算出する第1のCRC算出器と、次最重要クラスからCRCを算出する第2のCRC算出器と、前記各CRC算出器から出力された2つのCRCおよび少なくとも最重要クラスと次最重要クラスを含む符号化パラメータに対して畳み込み符号化を行う畳み込み符号器とを備え、復号化側では、符号化側の補間モード決定器で得られたモードフラグと、および最重要クラスおよび次最重要クラスの誤り訂正後のビット誤り検出の有無の組み合わせに応じて補間方法を変更することを特徴とする誤り補償装置。
IPC (2件):
H04B 14/04 ,  H04L 1/00
FI (2件):
H04B 14/04 E ,  H04L 1/00 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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