特許
J-GLOBAL ID:200903055403279182

無線ピア・ツウ・ピア通信を確立するための方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  橘谷 英俊 ,  佐藤 泰和 ,  吉元 弘 ,  川崎 康
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-506661
公開番号(公開出願番号):特表2006-520157
出願日: 2004年03月01日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
本発明は、移動端末の間にピア・ツウ・ピア通信を確立するための無線通信ネットワークシステムを提供する。2つの移動端末の間でピア・ツウ・ピア通信が確立できることを決定すると、この無線システムはこれら移動端末の各々にこれら移動端末の他方の端末によって用いられる無線資源に関する情報を送信する。各移動端末は、すると、この無線資源情報を用いてこれら移動端末の他方の端末とネットワークシステムとの間のある専用のアップリンクチャネルの特性をテストする。こうして、チャネルのテストのために別個の無線チャネルを割当てる必要はなくなる。更に、各移動端末は、これら端末の他方の端末とのピア・ツウ・ピア通信においてある専用の無線チャネルを確立するために、それまで自身によってネットワークシステムとの通信のために専用のアップリンクチャネル上で用いられていたそれと同一の無線資源を用いる。こうして、この無線システムは、このピア・ツウ・ピア通信を確立するために追加の無線資源を割当てることを必要とせず、このため、無線資源の再割り当てスキームが簡素化でき、一方において、チャネルの品質はテストされたそれと同一であることが確保される。
請求項(抜粋):
無線ネットワークシステムによってピア・ツウ・ピア通信を確立するために遂行される方法であって、 (a)ある移動端末からもう一つの移動端末とのピア・ツウ・ピア通信を確立することに対するリクエストを受信するステップと、 (b)これら移動端末の間でピア・ツウ・ピア通信を確立できるか否かを決定するステップと、 (c)もし前記ピア・ツウ・ピア通信を確立できるときは、これら移動端末の他方の端末とこのネットワークシステムとの間のある専用のアップリンクチャネルの特性のテストを開始するために制御コマンドを含む第一のグループの情報をこれら移動端末の各々に送信するステップと、 (d)これら移動端末から前記チャネル特性に関する状態報告を受信するステップと、 (e)これら移動端末の各々によってテストされた前記チャネル特性が予め設定された要件を満たすか否かを決定するステップと、 (f)もしこれら移動端末の両方によってテストされたこれらチャネル特性が、前記予め設定された要件を満たすときは、ピア・ツウ・ピア通信を開始するために制御コマンドを含む第二のグループの情報をこれら移動端末に送信するステップと、 を含む方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04L12/56 A ,  H04B7/26 C
Fターム (13件):
5K030GA08 ,  5K030HC09 ,  5K030JL01 ,  5K030LB01 ,  5K030LC09 ,  5K030MB04 ,  5K030MD07 ,  5K067DD43 ,  5K067DD45 ,  5K067DD48 ,  5K067EE02 ,  5K067EE25 ,  5K067GG08

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