特許
J-GLOBAL ID:200903055404092329

配水施設制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090368
公開番号(公開出願番号):特開平10-143251
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 効率良く配水制御を行うことが可能となり、機器制御動作の頻度を極力低減して機器類の耐久性を向上させたものである。【解決手段】 配水池11には水位計12が設けられていて、浄水池に一時的に蓄えられた浄水は配水池11に複数台からなる送水ポンプ13で送水する。配水池11の水位は水位計12により電気信号に変換されてポンプ台数制御部14に与えられる。前記配水池11から自然流下によって配水区の需要水量に応じて浄水が配水区の管網15に配水される。前記ポンプ台数制御部14には、水位計12からの電気信号の他に、送水ポンプ13による送水量を計測する第1流量計16からの電気信号と、配水池11からの配水量を計測する第2流量計17からの電気信号とが与えられる。ポンプ台数制御部14はこれら電気信号と短期需要予測データから送水ポンプ13の起動停止を判断し、ポンプ起動停止指令として送水ポンプ13を制御している。
請求項(抜粋):
複数の送水ポンプと、これら送水ポンプにより浄水場から送水を受け、当該配水区域に配水を行う配水池と、この配水池に設置され、配水池の水位を計測する水位計と、この水位計で計測した水位に応じて制御され、前記複数の送水ポンプの起動停止指令を送出するポンプ台数制御部とを備えた配水施設制御装置において、前記送水ポンプと配水池とを結ぶ送水管路に設けられ、配水池に送水される送水量を計測する第1流量計と、配水池から配水区域に配水される配水管路に設けられ、配水区域に配水される配水量を計測する第2流量計と、この第2流量計で計測された配水量が与えられ、この配水量を単位時間の積算データとして時系列的に蓄えて過去の配水量時系列データをn次元、t時間遅れの状態空間に埋め込んだ短期需要予測部とを有し、前記両流量計で計測された送水と配水量および水位計で計測された水位をポンプ台数制御部に与え、ポンプ台数制御部からの要求により短期需要予測部からのデータをポンプ台数制御部に供給し、ポンプ台数制御部は送配水量、水位および短期需要予測データから送水ポンプの起動停止を判断してポンプ起動停止指令を送水ポンプに与えて送水ポンプを制御することを特徴とする配水施設制御装置。
IPC (7件):
G05D 9/12 ,  E03B 1/00 ,  F04B 49/06 321 ,  G05B 11/18 ,  G05B 13/02 ,  G05B 13/04 ,  G05D 7/06
FI (7件):
G05D 9/12 B ,  E03B 1/00 A ,  F04B 49/06 321 B ,  G05B 11/18 D ,  G05B 13/02 Z ,  G05B 13/04 ,  G05D 7/06 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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