特許
J-GLOBAL ID:200903055409134690
境界層内へ排出される流体の散逸(エネルギー損失)速度を減少させるための方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
永井 義久
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-590768
公開番号(公開出願番号):特表2002-533208
出願日: 1999年12月30日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】流体に対して移動する表面の摩擦の減少が、ポリマー-水混合物/溶液(9)を境界層内に排出させることによって達成される。排出されるポリマー-水混合物/溶液の効率は、境界層の外へのポリマーの散逸と、排出の直前における液体せん断力によるポリマーの調整(すなわち延長、解きほぐし、または伸張)と密接に関係する。本発明は、混合物/溶液の抗力減少特性を改善し、混合物/溶液を境界層中に可能な限り長い時間保持する、ポリマー-水混合物/溶液(9)を調整及び排出するための方法及び装置である。ポリマー-水混合物/溶液の抗力減少特性を改善し、それが壁近傍領域に保持される時間を延ばすことによって、イジェクターは能力を向上させることができるとともに、抗力減少システムに要求される体積及び収容力を低減することができる。本発明は、ポリマー-水混合物/溶液の排出に好適なものであるが、如何様な物質を流れのある流体中に排出するためにも適用することができる。
請求項(抜粋):
抗力減少物質をその第1流体に対する放出に先立って調整するとともに、その第1流体に対する放出を調整する方法であり、第1流体の流路を形成するように前記第1流体と表面とを相対的に移動させる方法であって、次記のステップ、 (a)前記抗力減少物質を混合物として溶液中に含む第2流体を窪み穴若しくは溝を有する表面間に流通させるか、または減少領域を通して流通させ、それにより前記第2流体中の抗力減少分子を前記第2流体中で解きほぐす、延長させる、または伸張させることによって、抗力減少物質を流体せん断力を用いて調整すること、及び (b)第2流体を、それが第1流体の流路に入るようにコアンダ表面上を流して、実質的に第1流体の境界層における壁近傍領域のみからなる領域に抗力減少物質を放出し、前記コアンダ表面は第2流体が壁と直接隣接する流路に入るためのスロットに対して下流側に位置すること、 を含む方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
3J071AA12
, 3J071AA13
, 3J071BB11
, 3J071CC05
, 3J071DD03
, 3J071DD26
, 3J071FF01
, 4F042AA01
, 4F042BA12
, 4F042CB04
, 4F042CB18
, 4F042ED08
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
マイクロバブル発生装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-311356
出願人:加藤洋治, 石川島播磨重工業株式会社
審査官引用 (1件)
-
マイクロバブル発生装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-311356
出願人:加藤洋治, 石川島播磨重工業株式会社
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