特許
J-GLOBAL ID:200903055410630308

交流電動機の定数測定方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246147
公開番号(公開出願番号):特開平6-098595
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【構成】インバータ4によりデッドタイムとパワー素子のオン電圧降下による出力電圧誤差分を補正して単相交流励磁し、励磁電圧ベクトルの位相θと、瞬時電流検出値iuから有効パワー分電流Iqと、無効パワー分電流Idを演算し、励磁電圧指令値Vc1とId,Iqから合成抵抗(r1+r2 )及び合成もれインダクタンス(l1+l2)を測定する。また、測定値は速度センサレスベクトル制御の制御定数として使用する。【効果】本発明によれば、デッドタイムとパワー素子のオン電圧降下による電圧誤差を補正することで、インバータ出力電圧センサなしで、電圧指令の大きさと電動機の瞬時電流検出値から、精度良く(l1+l2),(r1+r2)を演算測定できる。
請求項(抜粋):
直流電圧Vdcを交流に変換し、交流電動機へ供給するためのパワー半導体素子から構成されるインバータと、該インバータの出力電圧の大きさと周波数を制御するための制御装置から成るインバータ装置において、前記インバータの1次周波数指令値ω1 及び1次電圧指令値Vc1 及び前記交流電動機の電流検出値を基に単相交流励磁信号を出力し、この信号によりインバータを動作させて交流電動機を単相交流励磁し、前記1次周波数指令を積分した位相と交流電動機の電流検出値から電動機の有効パワー分電流Iqと、無効パワー分電流Idを演算し、次式Vc1・Iq と、次式(Id2+Iq2)との比から交流電動機の1次及び2次の合成抵抗(r1+r2)を演算測定し、次式Vc1・Idと、次式ω1(Id2+Iq2)との比から、交流電動機の1次及び2次の合成もれインダクタンス(l1+l2 )を演算測定することを特徴とした交流電動機の定数測定方法。
IPC (2件):
H02P 7/63 302 ,  G01R 31/34
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭58-218891
  • 特開昭60-183953
  • 特開昭61-092185
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