特許
J-GLOBAL ID:200903055418720187

オンライン文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-004726
公開番号(公開出願番号):特開平5-189616
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 つづけ字をも認識し、辞書増大による認識処理増大から発生する操作性の著しい劣化をなくすと共に、認識率をも向上させる。【構成】 ペン速度検出部20(あるいは平均ストローク長検出部30)により、ペン速度(あるいは平均ストローク長)を検出し、ペン速度(あるいは平均ストローク長)をある閾値により、高速な筆記を行っているか、丁寧なゆっくりした筆記を行っているかを判別する。このペン速度検出部20(あるいは平均ストローク長検出部30)によるつづけ字度判別結果により、文字辞書内に予め記述しておいたつづけ字に合致したものを優先して認識処理を行う。また、認識処理におけるパラメータを画数毎に予め設定しておく画数対応パラメータを、前記つづけ字度により補正する。これにより、無駄な処理を削減して認識処理量を減少させると共に、認識精度及び認識率の向上を図る。
請求項(抜粋):
タブレットに筆記入力して得られた座標データ列の不要データを除去して直線化処理を施す前処理部と、前記前処理部によって直線化された座標データ列から、筆記文字を構成するストロークの特徴を表す特徴点を抽出する特徴点抽出部と、前記特徴点抽出部で抽出された特徴点の位置関係によって前記各ストロークをコード化するストロークコード化部とを備え、前記特徴点抽出部またはストロークコード化部の出力データを、予め登録されている登録パターンデータと比較して文字認識を行うオンライン文字認識装置において、前記タブレットからの座標データ列より不要データを除去したデータ列に基づいてペン速度を検出するペン速度検出部を設け、予め画数毎に認識処理における閾値、及び重み付けパラメータを設定し、前記ペン速度検出部からのペン速度情報によって該閾値及び重み付けパラメータを補正する構成にしたことを特徴とするオンライン文字認識装置。

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