特許
J-GLOBAL ID:200903055419885503

フィルタ付き分岐結合器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065042
公開番号(公開出願番号):特開平5-264836
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【構成】 少なくとも1本の光ポート6と、前記光ポート6から分岐または結合する複数本の光ポート7<SB>1 </SB>〜7<SB>8 </SB>から成る光ポート群と、前記光ポート群を横断して配設された単数または複数の共通の誘電体多層膜フィルタ8とから成るフィルタ付き分岐結合器において、前記誘電体多層膜フィルタ8と前記各光ポート7<SB></SB><SB>1 </SB>〜7<SB>8 </SB>のi番目(ただし、iは1以上の整数を表す)の光ポートとの交差角θ<SB></SB><SB>i </SB>(θ<SB>1 </SB>〜θ<SB>8 </SB>,iは上記と同じ意味を有する)を、θ<SB>i+1 </SB>-θ<SB>i </SB><θ<SB>i </SB>-θ<SB>i-</SB><SB>1 </SB>の関係を満たすように設定することにより、各光ポート間7<SB>1 </SB>〜7<SB>8 </SB>におけるフィルタ波長特性が略一定の波長間隔で並ぶように前記誘電体多層膜フィルタを配設したフィルタ付き分岐結合器。【効果】 1枚の共通フィルタで複数の波長を分別することができ、各光ポートの損失を独立して測定することができる。大規模の分岐であっても、各分岐を伝搬する光はそれぞれの波長で1枚のフィルタを透過したものであるため、妨害光の影響を受けない。製造は容易であり、高生産性の下で製造できる。
請求項(抜粋):
少なくとも1本の光ポートと、前記光ポートから分岐または結合する複数本の光ポートから成る光ポート群と、前記光ポート群を横断して配設された単数または複数の共通の誘電体多層膜フィルタとから成るフィルタ付き分岐結合器において、前記誘電体多層膜フィルタと前記各光ポートのi番目(ただし、iは1以上の整数を表す)の光ポートとの交差角θ<SB>i </SB>(iは上記と同じ意味を有する)を、θ<SB>i+</SB><SB>1 </SB>-θ<SB>i </SB><θ<SB>i </SB>-θ<SB>i-1 </SB>の関係を満たすように設定することにより、各光ポート間におけるフィルタ波長特性が略一定の波長間隔で並ぶように前記誘電体多層膜フィルタを配設したことを特徴とするフィルタ付き分岐結合器。

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