特許
J-GLOBAL ID:200903055423240592
オープンカーのシール構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274278
公開番号(公開出願番号):特開平10-119584
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 ドア開口部とドア上縁部から不可避的に浸入した雨水等が車室内側へ浸入することを確実に阻止する。【解決手段】 幌16の両側部にルーフウエザストリップ28を装着する。フロントピラー部60からフロントヘッダ部62にわたってフロントウエザストリップ30を装着する。ドアサッシュ78の上端部を、フロントウエザストリップ30のコーナ成形部70に当接させる。コーナー成形部70の下端部に、側辺部68の中空シール部104へと連続する上向き桶状の水受部124を形成する。水受部124を、車体側方から見て、ルーフウエザストリップ28の前端面が突き当てられるコーナー成形部70の後端面126aと、サイドドアガラス34上縁とが交差する交差位置X1よりも車体後方側へ延長する。
請求項(抜粋):
車室上方を覆うルーフ部が開閉可能に構成され、かつ、サイドドアのウエスト部上方に、サイドドアガラスの前方に位置する三角形状のドアサッシュが設けられたオープンカーにおいて、上記ルーフ部の車幅方向両側部に装着されるルーフウエザストリップと、フロントガラス両側のフロントピラー部から、両フロントピラー部上端を連結するフロントヘッダ部にわたって装着されるフロントウエザストリップと、を備え、このフロントウエザストリップは、上記フロントヘッダ部に装着され、上記ルーフ部前端部との間をシールする上辺部と、上記フロントピラー部に装着され、上記ドアサッシュのフロントサッシュ部に当接する中空シール部を有する側辺部と、上記上辺部と側辺部とを接続するコーナー成形部と、を有し、上記ルーフウエザストリップの前端面をコーナー成形部の後端面に突き当てて、上記フロントサッシュ部からサイドドアガラス上縁へと連なるドア上縁部との間をシールする構造であって、上記ドアサッシュの上端部を、上記コーナ成形部に当接させるとともに、このコーナー成形部の下端部に、上記側辺部の中空シール部へと連続する上向き桶状の水受部を形成し、この水受部を、車体側方から見て、上記ルーフウエザストリップの前端面が突き当てられるコーナー成形部の後端面と、上記サイドドアガラスの上縁とが交差する交差位置よりも車体後方側へ延長したことを特徴とするオープンカーのシール構造。
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