特許
J-GLOBAL ID:200903055425312230

AM復調方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船津 暢宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-243151
公開番号(公開出願番号):特開2001-069182
出願日: 1999年08月30日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】 従来技術におけるAM復調器のヒルベルトフィルタ及び帯域フィルタの処理量が、所定の復調特性を得るためには莫大になるという問題点を解決し、処理量を大幅に軽減して処理量を現在入手できるDSPで処理可能とするAM復調方式を提供する。【解決手段】 入力x(nT)を順次遅延させる遅延手段26,27,28,33,34,35,36と、入力若しくは遅延手段の出力をインパルス応答の中心に対して対称となる出力同士を減算する減算手段29,30,31,32と、減算手段の出力とヒルベルト変換の伝達関数を乗算する乗算手段37,38,39,40と、乗算手段の出力を加算する加算手段41とから構成されるAM復調方式である。
請求項(抜粋):
振幅変調(AM)通信方式の復調処理において、AM変調信号を入力してこの信号を連続(アナログ)信号から離散(デジタル)信号へ変換するアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)と、この離散信号を約90度移相するヒルベルト変換フィルタと、前記ヒルベルト変換フィルタの出力を乗算する第1の自乗手段と、前記A/D変換器の出力を前記ヒルベルト変換フィルタのタップ長の1/2遅延させる遅延手段と、前記遅延手段の出力を乗算する第2の自乗手段と、前記第1の自乗手段と前記第2の自乗手段との出力を加算する加算手段と、前記加算手段の出力をろ波する低域通過ろ波若しくは帯域通過ろ波手段と、前記低域通過ろ波若しくは帯域通過ろ波手段により得られる振幅変調方式の復調信号の離散値を離散(デジタル)信号から連続(アナログ)信号へ変換を行うデジタル/アナログ変換器(D/A変換器)とを備えるAM復調方式において、前記ヒルベルト変換器及び低域通過ろ波若しくは帯域通過ろ波手段を有限長インパルス応答(FIR)フィルタで構成した場合に、前記FIRフィルタのインパルス応答がその中心に対して対称である場合に、前記FIRのフィルタのタップ長Nが偶数の場合は、h(k)を前記FIRフィルタのタップ係数、z-1を前記FIRフィルタの1単位遅延とすると前記FIRフィルタの伝達関数H(z)が次式であらわされ、タップ長Nが奇数の場合は、であらわされることを特徴とするAM復調方式。
IPC (4件):
H04L 27/06 ,  H03H 17/02 633 ,  H03H 17/02 655 ,  H03H 17/02 671
FI (4件):
H04L 27/06 A ,  H03H 17/02 633 A ,  H03H 17/02 655 D ,  H03H 17/02 671 C
Fターム (3件):
5K004AA03 ,  5K004DF02 ,  5K004DG01

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