特許
J-GLOBAL ID:200903055431204562

耐銹性に優れたフェライト系ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037813
公開番号(公開出願番号):特開平10-237596
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 フェライト系ステンレス鋼の耐銹性を改善するため、従来では、鋼中の介在物量等を低減する等の方法しかなく、鋼種によっては他の要求性能を満足させることができない場合があった。【解決手段】 Crを11.0wt% 以上含有するフェライト系ステンレス鋼であって、鋼中に不可避的に混入する介在物は、これらの2種以上が実質的に混在した複合系介在物の形で鋼中に存在し、この複合系介在物につき、次式(1) で示される溶解特性値Xが次式(2) を満たし、かつその大きさが平均円相当径で15μm 以下であることを特徴とする耐銹性に優れたフェライト系ステンレス鋼。 X=(4×[CaO ]+2 ×[MgO ]+3 ×[CaS ]+0.4 ×[MnS ]) / ( [TiO2]+[Al2O3 ]+[SiO2]) ------(1) 但し、[ ]内は複合介在物を実質的に構成する介在物の分析値(wt%)である。 0.1 ≦X≦10 ------(2)
請求項(抜粋):
Crを11.0wt% 以上含有するフェライト系ステンレス鋼であって、鋼中に不可避的に混入する介在物は、これらの2種以上が実質的に混在した複合系介在物の形で鋼中に存在し、この複合系介在物につき、次式(1) で示される溶解特性値Xが次式(2) を満たし、かつその大きさが平均円相当径で15μm 以下であることを特徴とする耐銹性に優れたフェライト系ステンレス鋼。 X=(4×[CaO ]+2 ×[MgO ]+3×[CaS ]+0.4 ×[MnS ]) / ( [TiO2]+[Al2O3 ]+[SiO2]) ------(1) 但し、[ ]内は複合介在物を実質的に構成する介在物の分析値(wt%) である。 0.1 ≦X≦10 ------(2)
IPC (2件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18
FI (2件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る